【読書】「プリンセス・トヨトミ」万城目学

「プリンセス・トヨトミ」読了!

いつものブック◯フで、「分厚さ」と「映画化されてたよな」の理由だけで、毎度のごとく内容を確認せずにゲット!

で、で、で。。。はっきり言って。。。全く合わなかった。

まぁ、個人的な意見ではありますが。。。著者が大阪大好きなのは良く分かるが、必然性のない登場人物のキャラ設定、伏線のない種明し、驚くほど唐突な展開。。。などなど。。。久しぶりに「無理!」

好きな方には大変申し訳ありませんが、今回ばかりは気合いと根性だけで読了しました。

まっ、こんな自分には合わない作品に出会えるのも読書の楽しみだと思い、「困ったときの東野頼み」と言うことで、次の一冊を手にしたのでありました(笑)

【読書】「催眠  完全版」松岡圭祐

松岡圭祐のデビュー作「催眠」を完全版で読了!

先に読了した「沈まぬ太陽」はさすがに重たかったので、軽〜く読めそうな作品を探しに行ったブック◯フで見つけた一冊です。松岡圭祐作品は「万能鑑定士Qの事件簿」で出会っていたので、内容を確認する事もなくゲットしたのでありました。

で、感想は。。。「面白い!」です。臨床心理士が主人公なので、専門的な内容が含まれてはいますが、サクサクとしたテンポで読み進めました。また、幾つかの伏線となった出来事が、ラストに向かって結びつき、(多少苦しい部分はありますが。。。)「おっと、そうきたかぁ!」と驚かされる展開は、さすが松岡ワールドです。

「千里眼」シリーズも面白そうですし、他にも気になる作品がありますので、またブック◯フに通ってみようと思う、おぢさんなのでした。

証明書の更新

約1年前、おぢさんは頑張って無料のStartSSL証明書を使ってhttpsを通したのだが、早いもので今度は更新せんといかんことになった・・・。

さてと・・・と手を動かし始めてみると。。。1年前にどうやったのか?なんて詳しくメモしているわけでもなく、ネットで調べながら行き当たりばったりでやったので、まずは記録も記憶もない状態であることが判明した!

しかし、放っておくと証明書が期限切れとなっちゃうので、パソコンやiPhoneメモにパン屑のように残るいくつかの手がかりと、またもやネットの先輩方々から提供される情報を参考(と言うか、そのまま)に作業を進めてみた。結果、多少の???はあったものの、どうにか無事更新を完了!

えらいぞ! ->自分!

久しぶりにサーバ触ったついでに、ログ等を確認してみると、Blog(Wordpress)で使用しているMySQLがエラーを吐いているのを発見!これまたネット上の先輩のアドバイスを参考にしながら修正を行い、どうにかエラーがでなくなった!

やっぱりえらいぞ! ->自分!

安心して作業を完了し、サーバを離れた。で、1時間ほどしてから、調子は

【読書】「沈まぬ太陽」山崎豊子

山崎豊子の代表作のひとつ「沈まぬ太陽」再読了!。

アフリカ篇(上/下)、御巣鷹山篇、会長室篇(上/下)の5冊構成。9月末に読み始めたので、約1カ月間どっぷりと浸かっておりました。

本作品とは2009年に出会い、感動した勢いでその年に公開された映画(渡辺謙主演)まで観に行きました。今回はWOWOWのドラマ(全20話)を観てまたまた感動し、久しぶりに手に取った次第です・・・単純だ・・・汗。

1985年8月のジャンボ機墜落事故に時間を前後し、日本航空の社内体質や政界との癒着等を事実をベースにドラマ仕立てで仕上げられています。事故はその体質により「起こるべくして起こった」人災として、事故後も反省なく、保身と私利私欲に明け暮れる日本航空、および政界の様を描いています。もちろん、事故そのものの悲惨さは「御巣鷹山篇」で痛い程細かに描かれています。

7年前と今、作品を通して感じたこと、思ったことは変わったように思います。また、数年後に違った自分となり向かい合ってみたい作品です。

 

【読書】「きんぴか」浅田次郎

浅田次郎のピカレスク(悪漢、悪党)小説「きんぴか」全3巻再読了!

「三人の悪党」「血まみれのマリア」「真夜中の喝采」の3冊(三部)で構成されるこの作品は、笑えます!泣けます!考えさせられます!

人殺しのヤクザ(ピスケン)、反逆者の元自衛官(軍曹)、収賄で失脚した元官僚(ヒデさん)の三人が引き起こしたり、巻き込まれた幾つかの事件を、笑いあり、涙ありで描いています。

特に第1巻(三人のアクト)は笑えます。バス、電車など、周囲に多くの他人がいる場所で読むことは控えた方がよいでしょう。我慢できず笑い出してしまい、間違いなく「変なひと」と思われますから(笑)。

さてさて、しっかり笑ったところで、今度は山崎豊子の名作「沈まぬ太陽(全5巻)」と再び向き合ってみます。

【読書】「流星  お市の方」永井路子

戦国時代小説「流星」上下巻を読了!

司馬遼太郎と合わせて、知人(正しくは「お客さま」)に紹介してもらった作家です。

織田信長の妹のお市の方の人生を通して、信長と言う武将の生き様や、戦国当時の世の中が生き生きと描かれています。久しぶりに触れた戦国の世は、激しく、そして読み手からは非常に魅力的ですね。

さて、しばらく現代を離れてしまいましたので、軽〜く、笑える、浅田ワールドの現代へ戻ってみます。

【読書】「約束の海」山崎豊子

山崎豊子の未完の遺作「約束の海」読了!

この作品は3部構成の予定で、第一部のみが完結して収められています。戦争をテーマとした作品で、1988年に東京湾で起こった、自衛隊の潜水艦「なだしお」と民間の釣り船の衝突事故を通して、自衛隊の在り方やマスメディアの対応、さらには国民感情など、様々な角度から切り込んでいます。

文庫本の後半は、書き上げられなかった第二部、第三部の構想(構想)がプロジェクトチームにより解説されており、ぼんやりと全体像を見ることができます。

完結した全体を読みたかったと強く思える作品です。やっぱり山崎豊子は凄い!

【読書】「我が家の問題」奥田英朗

先週読んだ奥田英朗の「家日和」の続作、「我が家の問題」読了!

こちらも短編集で、「家日和」と同じく家庭を舞台にした内容です。ただ、本作品ではそれぞれの家庭が抱える「問題」をテーマとして取り上げ、それと向かい合う家族をユーモアたっぷりに描いています。笑えます、共感できます、そして少しばかりホロっとしてしまう、お薦めの一冊です。

さて、今度は昨日届いた山崎豊子の世界を楽しんできます!

【読書】「家日和」奥田英朗

これまた久しぶりに奥田英朗、「家日和」読了!

家の中を舞台にしたちょっとした出来事を、夫婦それぞれの心の動きとともにユーモアたっぷりに表現した短編集です。誰かを非難したり、バカにしたりする事なく、ゆっくりと時間が流れ、読み終えた後に優しい気持ちになれます。

男女、両方の立場で描かれていますので、多くの人が楽しめる作品だと思います。ちなみに本作を第一作とした家族小説シリーズが三作ありますので、引き続き第二作を楽しんでみます。

【読書】「マスカレード・イブ」東野圭吾

先週読んだ「マスカレード・ホテル」の続編?シリーズ?外伝?の「マスカレード・イブ」、これまた文庫本で読了!

タイトルの通り、「マスカレード・ホテル」の事件が起こる前が舞台で、主人公の刑事とフロントクラークの二人が関わるエピソード(四編)です。

東野作品らしいテンポ感、意外な展開の連続で楽しめる一冊だと思います。。。が、作品の位置付けにはチトばかり無理があるように感じます。刑事、フロントクラーク、それぞれを描いた方が良いのでは?。。。あくまでも個人的な感想です。

さて、明日あたりには久しぶりの奥田英朗の作品が届きます。こちらも楽しみです。

おぢさんの自由気ままなユルユル日記