【読書(1月)】 今年こそ50冊だ!

昨年も残念ながら目標の50冊どころか、40冊にも届かなかった。よしっ、今年こそは50冊達成だ!・・・と言うことで、今年は山崎豊子からスタート!

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1. 運命の人(1) 山崎豊子

2. 運命の人(2) 山崎豊子

3. 運命の人(3) 山崎豊子

単行本化を待っていました。新聞記者を父に持ち、さらに沖縄返還が問題となった作品なので、親近感持って読み進めています。実は、4巻(最終巻)の発売が2月なので、3巻まで読み終えたところで「お預け」状態なのです。まるで去年のテンペスト状態。あのときは、3巻も4巻も待たされたんで、まだ今回の方が良いかな?

内容のコメントは読了後と言うことで。。。。

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4. 珍妃の井戸 浅田次郎

「蒼穹の昴」の続編ですが、これまた素晴らしい作品です。「蒼穹の昴」で描かれた中国の近世を別の角度から描いています。もちろん、登場人物も同じです。以前から気になっていたので、運命の人が届くまで。。。と気軽に読み始めたのですが、あっと言う間に読み終えてしまいました。この作品だけでも十分に楽しめますが、やはり、歴史的な流れを確認したくなり「蒼穹の昴」をもう一度読み返しています。

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カフェくるくま

先週、沖縄に帰った際に久々に行ってきた。カフェくるくま

 

那覇から南東方面に向かい、まぁ1時間弱ってところ。公共交通機関でのアクセスはちょっと厳しいので、車(自家用車、レンタカー、タクシー)が必要です。

今回は、斎場御嶽を回った足で、遅いランチ(15時ごろ)に立ち寄った。斎場御嶽からだと10分程度。このコースだとニライカナイ橋を通ることもできるので、観光にはお薦めです。

ここは、ハーブやスパイスの効いた料理が有名。今回は、5唐の「レッドポークカレー」を注文!

確かに辛い!でも、スープ系カレー?なせいか、結構イケます。額に汗しながら完食!個人的にはお薦めな一品です。で、娘が注文した「なんくるカレー(台風カレー)」は、同じ5唐ながら、後から追いかけてくる唐さ。こちらは、結構効きます。魚料理は唐さと言うよりハーブが効いてて、こちらも絶品です。

料理の後は、テラスに移動して海を見ながらデザート。ハイビスカスジュースを注文。お味は。。。ハイビスカスです。シロップを多めに入れましたです。。。ハイ!

ちょっと肌寒い薄曇な天気だったのがちょっとだけ残念でしたが、満足な時間を過ごしたのでありました。ちなみに、店内には試飲用の「ノミ」がありますので、ご興味ある方はお試しください。こちら、コメントは差し控えさせてもらいます。

散歩考

すっかり週末の散歩が趣味になった感がある、ここ1年。気ままな単身生活と言うことと、周囲に自然が多い調布在住と言うことだけでもなく、何よりも、まずは「楽しい(楽しく感じることができる)」ってのが、続けていられる理由なんだろうな。

昨日(土曜日)は「フライパンを買う」と言うミッションを持って、5Km程先のニトリに向かった。これも立派な散歩なんです。

車だと10分程度の距離なんだろうけど、歩くと約1時間。結構な距離です。でも、歩くと沿道の風景を楽しむこともできるし、色々と考えることもできる。たかが1時間、されど1時間。色々な発見や気づきだけではなく、アイディアが出てきたり、自分自身を省みることもできる(特に宴会時の言動など・・・思い出せないことも多々・・・)。煩わすものもなく、ただひたすらに歩くだけなんだが、自分をリセットできる非常に有意義な時間だと思う。

特に木や花を見て季節を感じると言う高尚な(?)気づきは、ここで散歩を始めてからのもの。「お花見」だとイベントにすることもなく、ただブラブラしているだけで、季節の移り変わりを知ることもできる。 続きを読む 散歩考

ブログの引越し

この1年ほど、勉強目的にあちこちのサイトでブログを立ち上げてみた。それぞれ長所短所あるけれど、Twitterと簡単に連動できたと言う理由でExciteを使っていた。特に不満はないのだけれど、やっぱり勉強を目的にWordPressに引っ越してみようかと思う。

独自の機能と言うより、他のツールとの連携機能が豊富と言うのが魅力です。まぁ、実際には、これから勉強しながら設定せんといかんのですがね。。。。汗

と言うことで、本日はExciteのコンテンツを移行せんといかんのです。。。

テンペストの世界~斎場御獄~

聞得大君が納め、最も神聖な場所とされていた「斎場御獄(せーふぁーうたき)」に足を運んでみた。

【沖縄県南城市のホームページ】
http://www.city.nanjo.okinawa.jp/2/1812.html

本島南東部に位置する「斎場御獄」は、首里から車でおよそ30分程度。王朝時代には、ここを歩いて通ったと思うと、聞得大君はじめとするノロの苦労は大変なものだったんだろう・・・と勝手に想像してしまう。
観光地として整備されたので、入場料(大人:200円、子供:100円)を払えば、誰でも入ることができるのだが、当時(王朝時代)には男子禁制の場だったので、拝むどろこか立ち入りさえできなっかったんですねぇ。。。

全体に高い草木が覆って薄暗く、なんとなくヒンヤリと感じる。なんとも厳かな気持ちになります。

幾つかの神聖な場所があるなかで、三庫理(サングーイ)は特に有名。実際に行ってみると、その大きさに圧倒される。また、拝所(ウガンジョ)からは見事なまでに久高島を見ることができることに感動。ここから見ると、春分(秋分)の日には、久高島(真東の方向)から太陽が昇ってくるという、誰かが計って作ったような場所。ほんと、凄い。。。。

テンペストの世界を追いかけて、首里を飛び出しての第一歩。これからも御獄、グスクを訪ねて回ってみようと思う。読む→知る→見る→感じる。。。もっともっと、多くを見て感じたいと強く思うのでありました。

やぎの冒険

テンペストの勢いでもないが、オールナイト宴会でもご一緒させいただいたI出プロデューサーをはじめとした方々の影響もあり、本日鑑賞して来た。

感想は。。。一言で言うと「真っ直ぐな映画」です。
14歳のウチーンチュの目から見た沖縄がしっかり描かれています。那覇からヤンバルまでの風景の移り変わりや、海だけではなくヤンバルの森や川(源河川?)の美しさが際立っていたのは、きっと彼の経験と価値観によるものだと感じました。
また、我々が日常に使ううちなーグチ(方言ではない)にも笑ってしまいました。まぁ、ところどころ「字幕が必要?」と思えるところもあったくらいです。でも、観客もそれなりに笑っていたので大丈夫だった(分かった)のかな?

沖縄でも都市部では失われつつある沖縄の「普通」や「日常」を池袋のスクリーンで観るコトができたのは、妙な気分です、もしかすると、監督と同年代の若者?が観ると、また違った感想があるかも知れないなぁ。。。。中学生や高校生の感想を聞いてみたいものだ。

テンペストに続き、是非とも沖縄からの新しい風(嵐?)を全国に吹かせて欲しいものです。
みなさんも映画館に足を運んでください。
http://yaginobouken.jp/

自称「やぎの冒険」応援団東京支部団員なのでありました。。。。汗

オールナイトな宴会

お店で朝5時を迎えるなんて何年振りだろう。。。。もしかすると学生時代以来?というわけで本日(正しくは昨日)は朝帰りなのでした。

沖縄在住のKマキさんの声がけで、江戸での宴会がさっさと決定。で、Kマキさん同様に、沖縄から飛んで来たK曽さんが予約したのは、何ともおやぢ=私には似合わない、汐留からスカイツリーをはじめ、東京北東部を一望できる41階にあるリッチなBar。当初1時間くらいは、K曽さん、蒲田在住ウチナーンチュの(終点フェチ?な)M渕さんに私の4人。周囲は当たり前のようにカップルばかり。。。。ここから既に一種懸命に飲んでおりました。
http://www.shiodome-cc.com/restaurant/41f_02.html

遅れてKマキが合流し、残りのメンバーを待ちながら、やっっぱり一生懸命に飲む。そうこうしているうちに、時間が流れる。。。。

22時ごろに「場所を変えよう」と店を出ることに。お店は28時までの営業なんだが、さすがに28時に出されてもねぇ。。。やっぱり29時でしょう!で、そんな時間までこんなリッチな店で飲んでると。。。大変なことになりますからねぇ。。。。汗

で、この時点でほぼオールナイトが確定する。。。
移動の最中に「ヤギの冒険」の舞台挨拶で上京のしていたプロデューサのI出さんにも合流してもらい、5人でゾロゾロと銀座から有楽町方面で店を探す。。。さすがに?土曜の夜だけあって、たくさんの酔っぱらいがいる。なかには(専門用語で)コアダンプして大変なコトになっている方もチラホラ。。。
そんな光景を明日の我が身になぞらえながら店を探し、29時まで営業しているビヤホールな様子の店にはいる。

しばらくして沖縄からの最終便で移動して来たS伯が合流し、総勢6名での宴会再スタート。。。。なんですが、さすがに体力の衰え著しい私記憶はここいらまで。。。
あとは、誰と何をどう喋ったか、よく分かっていませんが、気がつけば29時。なんとも言えないけだるさを残しながら解散したのでありました。ちなみに帰りは始発電車でした。

とにかく楽しかった。初めてあった方とも(勝手に)気兼ね無く喋れたし、話題が多岐に渡りながらもネタが多く、本当に久々に新鮮な、楽しい時間でした、
しかしまぁ。。。いい歳してオールナイト。。。よくやるよねぇ >自分
でも、あまりにも楽しかったからクセになるかも。。。

今回、ご一緒させもらった皆さん、本当にありがとございます。これに懲りず、また次の機会も一緒に楽しくやりましょう。また、今回は参加できなかったI川さん、またの機会にぜひご一緒させてくださいね。

と言うわけで、朝までの楽しい時間を過ごしたのでありました。。。。かなりの部分を覚えていませんけどね。。。。汗

おやぢの手料理(ロールキャベツ&シチュー)

やっぱり寒い日はシチューでしょ?!と言う事で、本日はクリームシチュー。ジャガイモ、ニンジンは昨日のうちに買い出していたので、のんびりと夕方にから製作開始。

いつもの通りクックパッド先生に相談すると、ロールキャベツが目に止まった。実は、あまり考えもないまま100円に惹かれてキャベツひと玉を買い込んでいたので、その使い途に困っていたのでした。

それならシチューに入れてしまおうと、まずはロールキャベツ作りから。レシピに沿って作って、鍋に並べてみると。。。デカ過ぎる。これじゃメインディッシュじゃないか!
それなら。。。シチューではなくケチャップで煮てみた。これで一品完成?予定と違うが、まっ、ヨシとする。味見のためにひとつ食べてみたが、思いのほか美味い!一応成功とする。

あとは、残った材料で意識的に小ぶりなロールキャベツを作り、シチューに仕立て出来上がり!やったね!

結局、二つの鍋にケチャップ仕立てとシチューなロールキャベツが並んでいる。さて、明日はどちらを食べるべきかしら?困った。。。

新年は首里城から

2011年がスタートした。思い起こせば去年も色と、楽しかった事、嬉しかった事、そうではなかった事と色々とあった。まぁ、でもこうして元気で新年を迎えられたので、ヨシとしよう。
今年も、まずは心身ともに健やかに一年を過ごしたいと思う。
さて、そんな我が家の1年のスタートは(首里の)近所からの初日の出を拝むことから始まる。

まぁ、ここ数年の恒例なんだが、きちんと太平洋から昇る初日を拝ませてもらったことがない。毎年、雲が多く、その切れ間から顔を出してくれる程度。

・・・と言うわけで今年も例年と同じく、雲の切れ間。さらに今年は格別に雲が多く、こんなんでした。

例年は、そのまま近所のマックでコーヒーを飲んで、冷えたからだを温めるのだが・・・今年はチト違う。なんといっても「テンペスト」で首里城に目覚めてしまったので、ドライブスルーでマックモーニングを買い(やっぱりマックかよ!)移動の車中で朝食を済ませ、帰宅したその足で首里城へと向かった。目的は「新春の宴」
http://oki-park.jp/shurijo-park/event/shinshun.html

8:25の奉神門ウケージョー(御開門)に間に合わせるため、新年早々自宅から小走りで向かった。ギリギリセーフ。毎朝の儀式らしいが、新年一発目は、やはり(気持の入り方が)違うでしょ!?

とても寒いなか、予定通り全ての儀式を見ることができた。大満足!

今回は、2回分の入場料金(1,600円=800円×2回)を支払って「年間パスポート」を購入した。ははは、これで何回でも有料区域に入れる。鎖之間(さすのま)の300円の喫茶サービス(お茶+御菓子)も気に入っているので、これから300円で楽しく散歩ができるのだ。
しかし、何でもいいが、とにかく寒かった。太陽が顔を出さず、風が吹き抜ける御庭(うなー)は特に寒かった。儀式のエキストラの方々、ご苦労様でした。

翌日は下之御庭(しちゃぬうなー)で琉球芸能を楽しむ。

この日も寒かったが、前日(元日)の教訓があったので、少し厚着したので大丈夫。でも、実際には少し暖かくなっていたように思える。また、パスポートを持っていたので威張って有料区域へ入った。これって結構優越感あるもんですね。。。ははは。。。汗
#結局、北殿の売店で「新垣ちんすこう」をお土産に購入したのでありました。

今年は首里城だけではなく、周辺の御嶽についてももう少し勉強しながら廻ってみたいと思う。まだまだ、知らないことだらけの沖縄の歴史。諳んじるまでは行かないにしても、きちんと理解し、これから次世代に対して残すべきモノとコト、伝えるべきモノとコトを自分自身の中に取り込むことを目指したい。そして自分ができることを見つけ、きっちりとやれる一年にして行きたいと思うのでありました。

まだまだ「テンペスト」の余韻冷め止まぬまま、暴走的に沖縄への思いが走り続けているのでありました。

今年も一年、元気出して頑張りましょう!

【読書】 2010年総括

結局、50冊には遠く?及ばず37冊。確か2009年が33冊だったので4冊増ですが・・・残念です。
しかし、こうやって1年分整理すると
作家:6名
タイトル:20
って、結構偏ってますね。特に2010年は「浅田次郎病」に始まり「池上ワールド」に引き継がれた年だったようです。
でも「テンペスト」に出会ってから、色々と考え方が変わり「自分の生まれ育った土地のことをもっと深く知りたい」と思うようになりました。今まで、現実から見える表面的な部分だけから判断していた沖縄のことを、歴史や文化を通して学び、そして向きあい方を考えてみようと思います。
(似たような話で40年くらい前にも「ルーツ」ってのがありました・・・ね・・・汗)
まっ、と言うわけで非常に有意義な読書年だったと思います。
今年こそは50冊!達成するぞーーー!
(サマリ)
浅田次郎
1. 蒼穹の昴(4)
2. 椿山課長の七日間(1)
3. 天国までの百マイル(1)
4. オー・マイ・ガアッ!(1)
5. きんぴか(3)
6. 地下鉄に乗って(1)
7. 歩兵の本領(1)
8. 勇気凛凛ルリの色(4)
9. 天切り松闇がたり(4)
10. 月のしずく(1)
11. 沙高樓綺譚(1)
12. 憑神(1)
東野圭吾
1. カッコウの卵は誰のもの(1)
2. 白銀ジャック(1)
ダン・ブラウン
1. ロスト・シンボル(2)
山崎豊子
1. 女の勲章(2)
池上永一
1. テンペスト(4)
2. トロイメライ(1)
3. 風車祭(2)
大城立裕
1. 小説琉球処分(2)
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1. 蒼穹の昴(2) 浅田次郎
2. 蒼穹の昴(3) 浅田次郎
3. 蒼穹の昴(4) 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1720327/
http://books.rakuten.co.jp/rb/1720328/
http://books.rakuten.co.jp/rb/1720329/
読み進めるにつれ「凄い・・・」の一言でしか表現できない、作品を支える膨大な資料の量を感じる作品です。言い方を変えると本当に勉強になる作品です。自分自身、世界史は苦手だったので(勉強しなかったので)知らないことだらけで、初めて中国の歴史に触れることができた良い機会でした。是非、中国に行って、この作品の舞台となった地を回ってみたいものです。
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4.  カッコウの卵は誰のもの 東野圭吾
http://books.rakuten.co.jp/rb/6252763/
お約束の東野最新作。前回の「新参者」がイマイチだったのに対して、こちらは「容疑者Xの献身」を彷彿させるような東野らしい人間ドラマです。ただ最近は、山崎豊子や浅田次郎にハマっているせいか、以前と違い「ちょっと軽いかな?」と感じてしまいました。
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5. 椿山課長の七日間 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/3638670/
スピリチュアル系の作品ですが、単に霊的なストーリーではなく、家族や友情など、人間ドラマが見事に描かれています。また、お得意(?)の笑いもところどころにちりばめられて、楽しみながら読むことができます。
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6. 天国までの百マイル 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1195940/
こちらも家族を中心とした人間ドラマです。感動して思わず涙してしまいました。「ひとりで生きているんじゃないんだなぁ・・・」としみじみと感じることができる作品です。
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7. オー・マイ・ガアッ! 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1732049/
ラスベガスを舞台にした人間ドラマです。こちらも家族愛が中心です。ただ(本人の趣味のせいか)ギャンブルの話が多く、多少もたついた感じがあります。ラスベガスに行った経験のある人にはお薦めの一冊です(残念ながら私にはありませんが・・・)。
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8. 三人の悪党 長編悪漢小説 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1075785/
来ました!「きんぴか」三部作の第一作。結構、内容としては重いのですが、軽いタッチで楽しく読めます。「プリズンホテル」と同じく、電車等の他人が近くにいる場所では読めません。笑いが止まりません。。。ただ今第二作(血まみれのマリア)に突入しました!
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9. 血まみれのマリア 長編悪漢小説 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1012260/
やっぱり最高です。「血まみれのマリア」は先に読んだ「プリズンホテル」に主人公として登場しており、同じキャラクターを別の作品に登場させるという構成も楽しめました。
ただ、ご注意ください。長編悪漢小説=きんぴか三部作には順番があります。こちらは第二巻ですので先に読まないように。
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10. 真夜中の喝采 長編悪漢小説 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1090751/
きんぴかシリーズの最終章です。「終わってしまう」ことがちょっと悲しい(寂しい)作品です。プリズンホテル同様に是非、続編を書いて欲しいと思います。
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11.12. ロスト・シンボル 上・下 2冊セット ダン・ブラウン/越前敏弥
http://books.rakuten.co.jp/rb/6267218/
待っていました。(順番は違うが)ダ・ヴィンチ・コード、天使と悪魔、デセプション・ポイントと3作品を読んで、結構ハマってました(割と簡単にハマります)。内容は・・・う~ん、舞台がワシントンになっただけで、割とダ・ヴィンチ・コードに近いものありますね。でも、ラングドンシリースは3作品とも、舞台となった街に行ってみたくなります。
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13. 地下鉄に乗って 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1115553/
こうなると一種の中毒=病気ですね。浅田次郎の作品を読んでないと落ち着きません。映画も観てなかったのですが・・・いいですね。こうなると浅田次郎が書けば、般若心経でも感動しそうな気がしてきた・・・まずい・・・本当に病気だ・・・
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14. 歩兵の本領 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1663170/
手持ちを読み終えてしまったので、急遽空港で購入。自衛隊時代の回顧録的なエピソードを中心とした短編集。まぁ、これはこれで良かったかな?浅田次郎ファンでなければチト???な感じかもしれません。
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15. 勇気凛凛ルリの色 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1077624/
16. 勇気凛凛ルリの色四十肩と恋愛 浅田次郎
まだまだ頑張る浅田次郎!今度はエッセイシリーズに入りました。なんだか「いきなり黄金伝説」の○○を食べつくす企画みたいになってきたゾ!ちなみにタイトルは「♪ぼっ、ぼっ、僕らは少年探偵団・・・」に続く歌詞だそうです。そうだっけか?忘れてしまいました。
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17. 勇気凛凛ルリの色福音について 浅田次郎
http://rd.rakuten.co.jp/item_url/?sid=213310&iid=10945133
18. 勇気凛凛ルリの色満天の星 浅田次郎
http://rd.rakuten.co.jp/item_url/?sid=213310&iid=10994387
エッセイと言うのは、作家の「ひととなり」や「考え方」を感じることができるので、好きな作家の作品しか読めない。しかし、さすがに4連発は効くねぇ・・・・。
ホント、殆どのメッセージに強く共感してしまいました。まだまだ浅田次郎続きそうです。
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19. 天切り松闇がたり(第1巻) 闇の花道 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1455693/
20. 天切り松闇がたり(第2巻) 残侠 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1504138/
明治から大正、昭和と言う時代を背景にした盗人の話です。なんだか、色々なモノに恵まれ過ぎて、忘れてしまいがちな「本当に大切なモノ」を思い起こさせてくれる優しい内容の作品です。これまた、いいですよ・・・。
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21. 天切り松闇がたり(第3巻) 初湯千両 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/3582719/
22. 天切り松闇がたり(第4巻) 昭和侠盗伝 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/5526127/
シリーズの後半2冊。大正ロマンだけではなく、戦争に対して正面からぶつかっている作品です。カッコイイし、面白いし、勉強になります。
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23. 女の勲章(上巻) 山崎豊子
http://books.rakuten.co.jp/rb/3708651/
久々の山崎豊子です。いつものように関西(大阪)を舞台としたドロドロの人間ドラマ。この作品は服飾デザイナーです。味わいあっていいですね。また、色々と勉強になります。
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24. 女の勲章(下巻) 山崎豊子
http://books.rakuten.co.jp/rb/3708652/
それぞれの作品がそうなんですが、凄いラストですね。ドキドキします。とくにドロドロとした内容だったんで、畳み込むような展開に引き込まれてしまいました。
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25. 月のしずく 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1177634/
優しく、切ない短編集です(似合わないが・・・)。心が疲れたときにお薦めです。あっ、男女の話ですよ(やっぱり似合わないが・・・)。
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26.  沙高樓綺譚 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/3675331/
現在、成功した人達の言えない過去を物語として短編にした作品です(もちろんフィクション)。結構クセがあるので、好き嫌いがはっきり分かれそうな作品です。個人的には「フツーの面白さ」でした。
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27. 憑神 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/4378113/
江戸末期から明治にかけての変遷の時代におけるひとりの侍の話です。あまりにも真っ直ぐすぎる生き方に、少しばかりイライラもしました。しかし、情報量や時代考証の面からも「浅田次郎って凄いなぁ」とあらためて感心させられる一冊です。多少、背景説明の部分が多く、もたつき感はありますが、しっかりと面白く読めた作品です。
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28. テンペスト(第一巻)春雷 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6588370/
29. テンペスト(第二巻)夏雲 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6654786/
なぜこの本を今まで読まなかったか。。。率直にそう思うほど、素晴らしい作品です。特に首里の人間(すいんちゅ)を自負する自分として「読んでいなかった」ことに恥ずかしさすら感じてしまいます。単行本上下巻2冊を文庫本4冊にして、9月から毎月1冊ずつ発売していて、現在3巻を読み終え、今月末の最終巻の発売を待っています。
同じ沖縄の人間が、沖縄をここまで見事に書き上げていることに感動しつつ、誇らしい気持ちにもなります。
ぜひぜひ、皆さんに読んで欲しい一冊(4冊?)です。来年(2月)の仲間由紀恵主演の舞台見に行きたいなぁ。。。。
http://www.kadokawa.co.jp/tempest/
本当は早く最新刊の「トロイメライ」を読みたいところですが(テンペスト読み終えてから・・・と)グッっと我慢しています。で、やっぱり我慢ができないので「風車祭」を注文してしまいました・・・・笑
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30. 白銀ジャック 東野圭吾
http://books.rakuten.co.jp/rb/6772086/
お約束の東野最新刊です。こちらは「いきなり文庫化!」なので、お得感いっぱいです。さすがに東野と思わせるタッチと展開で、サクサクと読み進められますが、個人的には・・・うーん、ちーと軽い感じがします。
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31. テンペスト(第三巻)秋雨 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6727485/
32. テンペスト(第四巻)冬虹 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6799882/
単純に「ありがとう」と思える作品です。この作品のおかげで、かつて琉球王朝であった、沖縄県のケンミンであることを自覚しました。そうなんです、我々ケンミンは日本とは異なる美しい文化を持っていたんです。さらに沖縄を好きになり、ケンミンであることに違った「誇り」を持つようになりました。
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33. 小説琉球処分(上) 大城立裕
http://books.rakuten.co.jp/rb/6648003/
34. 小説琉球処分(下) 大城立裕
http://books.rakuten.co.jp/rb/6648004/
テンペストの第四巻が届くまで・・と思い読み始めましたが、これも素晴らしい作品です。両方読むことで、同じ時代が描かれるテンペストのラスト部分が、さらに深く感じ入るものになると思います。
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35. トロイメライ 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6573251/
「テンペスト 外伝」と呼べないことはないが、同じ時代の那覇を舞台にした作品です。面白いのは、各短編にテンペストの主要登場人物がそれなりの役割で登場し、テンペストと同期するところ。テンペストを読んだ後だと、一層面白く読み進めることができる作品です。
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36. 風車祭(上) 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6222872/
37. 風車祭(下) 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6222873/
「テンペスト」「トロイメライ」で完全にハマってしまい、ほろんど思考停止の状態で、ポチってしまいました。(池上永一の)出身地である石垣の文化、伝承をベースとした作品で、中盤あたりに多少もたつき感はありますが、後半の畳み込みには勢いがあり、ラストの部分では思わず涙が・・・・。神々との向きあい方、その歴史、さらには「マブイとは何か?」を語りかけています。まぁ(私の出身である)首里、那覇とは異なる文化であったので、前2作品とは引き込まれかたは異なりますが、勉強になる作品でした。
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おぢさんの自由気ままなユルユル日記