ぶりおこし(石川)

金沢は午後から雷な天気。

暗い空に稲光がビカッ!続いてゴロゴロゴロ〜!

これは「ぶりおこし」と言って、海で眠っている鰤を起こすという季節のしらせだそうです。この天気が過ぎると、冬がやってきて美味しい寒ブリが味わえるようになるようです。

 

【読書(10月)】悲願の50冊達成!

やったね!長年の目標だった50冊達成!!

別に冊数を稼ぐために本を読んでいるわけではないが、好きなことでも何か目標を持って取り組むことは大切だと思い、目指した50冊。いやーーーっ、思った以上に長い道のりでした。

本を読むと言うことより、本との出合いを見つけることが大変だったかな?好きな作家の作品を読み漁っているだけじゃ50冊は厳しい。色んなジャンルに興味をもち、初めての作家やジャンルであっても先入観なく取り組むことが大切だと思う。これは読書だけに限らず、日々の生活に言えることで、色んな事に興味を持ち続けられるようになりたいと、今さらながら思うおやぢなのでありました。

さてさて、50冊の区切りを無事通過したけど、これまでと変わらず、色々なジャンルや作家と向かい合いながら読書を楽しみます!

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45. 黒白(下) 剣客商売番外編 池波正太郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1556477/

46. ないしょないしょ 剣客商売番外編 池波正太郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1556478/

「剣客商売」シリーズ読破です。いやーーー、今年の50冊はこのシリーズがあっての快挙です。本当に面白かった・・・。また時間があるときに読み返してみたいと思います。鬼平シリーズが先かな(笑)。

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47. 限りなく透明に近いブルー 村上龍 http://books.rakuten.co.jp/rb/6037778/

先月読んだ「カンブリア宮殿」のコメントに惹かれて手にしました。確か学生時代に一度読んだように覚えてますが、内容が残っていません・・・。きっと途中で投げ出したんでしょうね(汗)。

この作品もコメントが難しいのですが「太陽の季節」と同じように、時代を経た若者の無軌道な生きかたを描いた作品ですので、多少共感できたり、読み辛かったりします。

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48. 空港にて 村上龍 http://books.rakuten.co.jp/rb/1792228/

「限りなく・・・」もそうですが、著者の観察力と洞察力、そして表現力が発揮されている作品だと思います。短編集で、それそれの作品が異なった場所、シーンを舞台にしながら、そこに存在する人間を独自の観点で表現しています。個人的には好きな作品ですが、これまたクセがありますね。。。(汗)

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49. プラチナデータ 東野圭吾 http://books.rakuten.co.jp/rb/11767824/

久しぶりの東野作品です。いつものようにサクサクと3日程で読み終えました。DNA、個人情報・・・結構、難しい社会情勢を背景とした作品なのに、手が止まりませんでした。展開のスピードや意外性などは「さすが・・・」と思いましたが、やはり最近の東野作品を読んで感じる「もう一息の物足りなさ」は否めません。まぁ、間違いなく楽しめる一冊だと思いますので、古くからファンの個人的な趣味は気にせず、ぜひ読んでみてください。

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50. 坊ちゃん 夏目漱石 http://books.rakuten.co.jp/rb/1652891/

この作品は、過去に何度か読み始めたけど、結局読了できていなかったのです。確か、最初に手に取ったのは小学校か中学校だったと思うので、結構な時間を経ての読了です。

内容は今さらコメントする必要はありませんが、そんなわけで、節目の50冊目として選んでみました。

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【読書(9月)】いよいよカウントダウンだ!

練馬に引っ越して、今までとは違った環境となった9月。まぁ、それを言い訳にする気はないが、何と今年最も少ない2冊となってしまった(涙)。それでも確実に目指す50冊に一歩(1冊)ずつ近づいているので、ヨシとしよう!

カウントダウンは確実に進んでいまーす!10月は既に3冊目に入ったので、11月には達成か!?

あと6冊!50冊目に何を読むか・・・うーーん、悩みますね(汗)

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43. カンブリア宮殿 村上龍×経済人(1) 村上龍/テレビ東京 http://books.rakuten.co.jp/rb/6236623/

テレビ東京で放映中のトーク番組を活字にした作品です。多くの経済人の言葉だけでなく、村上龍の視点でのコメント(Ryu’s Eye)が心に響く一冊です。これからもブック○フでシリーズを見つけて読みたいと思える作品です。

~Ryu’s Eyeより~
才能というのは、あることをいくら考えてもいくら勉強してもいくら実験してもいくら作業しても「飽きない」ことを指す。だから、いくら時間と知恵を費やしても飽きないというモチベーションを持った人は、必ず成功する。

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44. 黒白(上) 剣客商売番外編 池波正太郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1556476/

今年の前半に一機に読んだ「剣客商売」シリーズの番外編です。とにかく面白く、カッコいい!もちろん、本編(全7冊)を読み終えてからでないと、面白さは半減します。また、本編を読んだ方には「番外編」として楽しむことができます。

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引越しのお話

ただ今高校3年生の娘Bは、来春からの大学生活を東京で過ごすべく、日々(彼女なりに)頑張っている。その甲斐もあってか、どうにか合格ラインに入れた模様。

そうなると、来春からの娘Bの生活拠点を探さないといけない!調布は娘Aの大学に近いと言う理由で選択したのだが、娘Bの通う(予定の)大学は、練馬に近い場所。調布から練馬に通うか?練馬から調布に通う?それとも別々?とまぁ、色々な選択肢がある中、8月の学校説明会に参加するために上京した娘Bを含む家族全員で、周囲の環境を確認しながら練馬周辺での物件探しに出かけたのでありました。

ネットで調べ、事前に予約していた不動産屋に案内されて何件かを回ったが、想定した予算では「これ!」と言った物件がない。まっ、来春まで時間あるしゆっくり探そうと思いながら入った不動産屋で紹介された物件を見て、全員の目がハート型に・・・「これしかない!」

と言うわけで、あまり細かいことを考えずに急遽の引越しとなったのでした(汗)

決まると今度は色々な作業や手続きが発生する。特に面倒は引越しそのもの。まずは業者何社かに見積もりを取ったのだが。。。

A社:今回の不動産屋の紹介だったので期待していたが、あまりやる気なさそうで値引きの話もなく最高値!

B社:自分でネットで調べてきてもらった。色々頑張ってくれてA社より20%安!

C社:調布でお世話になった不動産屋から紹介された大手だが、一発で最安値を提示。さらなる交渉の結果、A社より30%安!

と言うことでパンダマークのC社に決定!しかし、三社とも条件にあまり違いはなかったのに、なんでこんなに料金が違うのだろう???引越しって言い値?に買値?

その後は、荷造りで夜と週末が潰れ、気づけば当日。。。小雨模様のなか、荷物の搬出。しかしまぁ、これだけの荷物がこの部屋にあったの?と自分でも驚くほどの量。結構捨てたんだけど、それでも30箱以上。博多時代から5年半生活しているんだから当然!とも思うが、それでもビックリでした。

調布はいい街だったよな・・・この部屋にもお世話になったな・・・と、ちょっとセンチになってしまうのは、3年半暮らしたからなんだろう。たしかに、大好きな散歩コースの野川や深大寺にも足運ぶこともないだろうし、京王線にもあまり乗る機会がなくなっちゃうんだろうな。

などなどと、荷物を運び出して何もなくなった部屋を掃除しながら考える。しかし、何もなくなってしまうと「この部屋ってこんなに広かったっけ?」と。

練馬では娘B用の部屋を用意して来春を待つ。ただ今夏休み中の娘Aは10月から府中への長距離?通学。ごくろうさまだ。まっ、本人としては出窓とエアコンのある部屋に満足しているからヨシとするらしい。父に似て単純なヤツだ(笑)。その父も、緩和された満員電車と広い部屋に大満足!生活環境が変わるって、こんなにも気分が変わるもんなんだ!と気持ち良く実感する日々なのでありました。

と言うわけで、調布から練馬へと居を移し、江戸暮らしの第二ステージが始まったのでありました!

お世話になりました「調布」

これからよろしく「練馬」

ちなみに引越しを祝ってくれているかのように、当日は「阿波踊り」で出迎えてもらったのでした(笑)

【読書(8月)】慌しい日々でした

いきなり決まった引越しの準備やらに追われて8月は3冊。慌しいなかで、心静かに読書・・・とはいかず、落ち着かないので読もうとしても気持ちが入らない・・・まっ、言い訳ですがね・・・。

40冊を超えて、いよいよ目標の50冊へのカウントダウン開始!ようやく荷物も片付いたので、これから色々と読みすすめてみようかと思います。

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39. 老人と海 アーネスト・ヘミングウェイ/福田恒存 http://books.rakuten.co.jp/rb/1654567/

7月に読んだのをカウントするの忘れてました。実はこの名作も読んでいなかったのです(汗)。いかに学生時代に本を読んでいなかったかと言うことがバレバレですね。

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40. 落日燃ゆ 城山三郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/237007/

8月が読むべき?作品だと思います。戦争がなぜ起こったか?そして、その当時の人々は何を考えていたのか?今さらながら「考えさせてくれる」作品です。広田弘毅と言うひとりの人間を通して、当時の日本と言う国を内面から見ることができた気がします。

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41. 指揮官たちの特攻 幸福は花びらのごとく 城山三郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1695030/

これまた重たい作品でした。ドキュメンタリータッチで描かれていますが、それぞれの人達の人間性や周囲の人達との関わり方が伝わってくる、悲しい人間ドラマです。「戦争」「特攻」・・・なんだったんでしょうかね・・・。なぜ?と言うことは判りませんが「繰り返してはいけない」と言うことは、はっきりと言い切れると思います。

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42. 打たれ強く生きる 城山三郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/354819/

ショートエッセイ集で、人生の大先輩からの温かい応援メッセージです。自分自身のこととは別に、周囲の著名人の生きかたを紹介しながら、人間として、ビジネスマンとして大切にすべきことを教えてくれる、そんな作品です。

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【読書(7月)】夏バテか・・・

7月はちょっとバテた?か、3冊止まり。まぁ、冊数をあまり気にせず、マイペースで楽しみながら読むことが大切!って自己弁護・・・・。しかし、相変わらずのブック○フ通いなんで、古い作品ばっかりなのはどうかとは思いますが・・・ね (汗)

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36. 不道徳教育講座 三島由紀夫 http://books.rakuten.co.jp/rb/1634077/

「潮騒」で「あれっ、三島由紀夫ってこんな作品書いていたんだ」と、自分の(勝手な)「三島由紀夫像」が大きく崩れたのをきっかけに、今度はエッセイを試してみた。で、(大変失礼ながら)これは面白い!数十年の時間が経っているが、まったく色あせていないし、むしろ現代社会への強いメッセージとも取れる内容。正直、感化される部分ありますねーーー。またまた、ほかのも作品読んでみたくなりました。

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37. ギリシアの神々 曽野綾子/田名部昭 http://books.rakuten.co.jp/rb/332957/

(似合わないとは思うが。。。)実はギリシア神話や星座の話にも興味があるんです。そこで、入門書として(やっぱり)ブック○フで見つけて読んでみた。。。神々がエピソードを交えて紹介されていて「へぇーー」とか「ふーーん」と関心させられる内容なんだが、個人的にはタッチが好きになれない。なんと表現するか。。。。「入り込めない」とか「手が止まる」って感じです。これは、教科書の副読本という様子なんで、勉強の一環ですね。。たしかに、いろいろ勉強になり、多少のウンチクは語れるようになったかも知れません(笑)

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38. 燃える秋 五木寛之 http://books.rakuten.co.jp/rb/5830204/

似合わねぇーーーーー!自分でも思う、間違いなく「似合わない」。しかし、面白かった。もう少しドロドロとした内容かと思ったが、それほどでもなく、サクサクと読み進めることができました。まぁ、恋愛部分は置いといて・・・・自分もペルシャについて知りたく、学んでみたくなりました。単純ですねぇ。。。。自分でも思う。でも、興味が沸いてきてしまったのは、仕方ない!ちょっと美術館にでも足を運んでみようかしら・・・・(汗)

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「センター」争奪戦

毎日の通勤で利用する路線では、途中の乗り換え駅で始発に接続しており、タイミングが良ければ座れてしまう。また、これが同じホームなもんだから、乗り換え駅で開くドア前の「センター」ポジションは非常に重要で、争奪のための激しい闘いが行なわれているのでした。

後ろには十分にスペースがあるのに、ドア前に固まり窮屈そうにしている人びと。。。なんてのは当たり前で、乗り換え駅が近づくと肩を入れてドアに少しづつ近づくヤツ。ドアが開いた瞬間を狙って人を掻き分けて飛びたすヤツ。。。などなど、様々な「負けられない闘い」が日々繰り広げられています。

そんな日々の闘いのなか、本日は久々に素晴らしい?名勝負?がありました。

たまたま、今朝は行き先が違うので乗り換えしなくても良かったのだけど、何故かドア前「センター」の隣が空いてたので、ラッキー!と鞄を網棚に置いて本を読んでいた(個人的には荷物を置けるので「センター」よりこちらが好き)。

今朝の「センター」は時々見かける女子学生(きっと中学生)。すぐ隣でドアに向かって立っている。
で、この時刻の電車は、乗り換え駅で開くドアが途中で一度だけ開くので「センター」は一時的にポジションがなくなってしまう。
女子学生は健気にも、乗り降りの邪魔にならないよう?サッと降りて「センター」を空ける。をーっ、ちゃんと躾ができてるねー!とおぢさんが感心していると、オッさんがスタスタと乗り込み、「センター」を確保!中は十分に空いているけど、詰める気はサラサラないようで、他の乗り降り客などお構いなしに、出入り口ど真ん中にデーンと立つ。これは結構高度なテクニック。とても真似出来ないなぁー。。。と半ば呆れながら感心ていると、発車のベル。
と、ここで一旦下車していた例の女子学生が歩み寄り、なんと「センター」のオッさんの前で反転し、背中で押し込み始めた。をーっ!よく見かける基本の技だ!これで「センター」を奪還しようというのね。。。と感心。でもね、奥は空いてるんだから、あなたも無理やり押し込むこともないのでは?
などと考えていると、なんと!押し込まれたオッさんが、体を左右に捩って必死のガードに出た!また、それを無理やり押し込もうとする女子学生!かつて観た事のない必殺技の応酬で「センター」を争う激しい闘いが行われたのです。
結局、体力に勝る?オッさんを完全には押し込めず、女子学生はサイドに流れ、静かに観戦していた私が押し出される形で、本日はドア前に二つの「センター」ができたのでありました。
試合?の後、オッさんは女子学生に背中を向けて立ち、女子学生はオッさんの背中を睨む。うーん、これは遺恨試合になりそうな予感。再戦を期待したいものです。いやー、久々に朝からイイネタいただきました!

で、乗り換え駅では「センター」を争った両雄は、次なる座席確保の闘いへと足早に向かいました。本日は乗り換えのない私は両雄の背中を見送りながら、降車客の邪魔にならないよう一旦降りると、なんと中にいた(別の)オッさんが、これまた他の客の事など知ったこっちゃない!と、ササと私が空けた場所をキープ!何じゃーそりゃ?!ここでも真似ができそうもない高度なテクニック!参りました。

いやー、この街で闘うためには、まだまだ修行が足らないなぁー。。。と、痛感しつつ、勝てない自分を「これで良い」と素直に納得するのでした。

(独り言)女子学生と死闘?を演じたオッさんは某大手生保会社名の入ったネックストラップしてたなぁー。。。企業としての品格。。違う!戦闘能力の高さを伺い知った気がする。きっと、ここの商品は(ハードル高くて)契約せんだろうなー

チャン!チャン!

【読書(6月)】もはや趣味の域?

今月も5冊。どうやら、本格的に読書が趣味になった感がある。最近は通勤の電車以外にも出張の移動が多いので、落ち着いて本を読める時間が取れるってのも理由なんですがね・・・汗。

今月は辻仁成と江國香織の競作である「右岸」と「左岸」で合わせて4冊。あと1冊は奥田英朗。先月まで、古い固めの作品が主だったのに対して、割と流行?に乗ったチョイスな一ヶ月でした。まぁ、節操ないと言うか、手当たり次第と言うか・・・でも読書なんてそんなものじゃないですかね・・・笑。

ただ今、読みかけは三島由紀夫で、鞄の中にはヘミングウェイとギリシャ神話・・・7月もまた、濃い読書の月になりそうです。

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31. 右岸(上) 辻仁成 http://books.rakuten.co.jp/rb/11568884/

32. 右岸(下) 辻仁成 http://books.rakuten.co.jp/rb/11568885/

33.  左岸(上) 江國香織 http://books.rakuten.co.jp/rb/11568886/

34. 左岸(下) 江國香織 http://books.rakuten.co.jp/rb/11568887/

内容は先にblogに書いたので、あまり多くはコメントしませんが・・・・「冷静と情熱のあいだ」とは、同じ競作ですが、かなりストーリーの構成が違っています。前作が痛いようなラブストーリーだったのに対して、こちらは時間と言う川の流れの両岸にある二人の人生を描いた作品です。離れているけど、お互いに見えたり見えなかったり、時折川幅が狭くなったところで、接近したり・・・離れたり・・・正直、多少イライラする場面もある作品です。

内容的に多少読みづらさのある作品ですので、男性は右岸、女性は左岸。それぞれの性別の視点から入ったほうが良いかも知れません。ただ、この作品は一対で成り立ちますので、ぜひ両方を読んで欲しいと思います。

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35. ガール 奥田英朗 http://books.rakuten.co.jp/rb/5951554/

別に最近の映画されたので、ミーハーとして手に取ったのでありません。れっきとした奥田英朗のファンだと言うことを、予め宣言しておきます。

http://girl-movie.jp/index.html

ただ、いつものブック○フの平積みされた作品の中で、新装されたカバーが映画のものだったので、ついつい手を伸ばした・・・ってのは事実ですが・・・ね(汗)

しかし、読んでみると面白い。奥田英朗と言う人も、どんな作家なんだろう?と思ってしまう。インザ・プールに代表される「笑える」伊良部シリーズや、オリンピックの身代金、最悪のような「シリアス&人間模様」。そして今回はOL?でも、読んでみるとなんとなく解るようにも思えるから、これが不思議。あとはファッションセンスでしょうね。これはさすがに判りませんでした(汗)

軽い感じで読める一冊です。暑くて寝付けぬ夜にどーぞ!(笑)

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おぢさんの自由気ままなユルユル日記