「読書」カテゴリーアーカイブ

【読書記録(2)】「プリズンホテル(夏/秋/冬/春)」 浅田次郎

2タイトル目は、何となく軽い作品にしようかな⁈と本棚から選んだ「プリズンホテル」全4作。
この作品を読むのは3〜4回目で10年ぶりくらいかな?笑えて、泣ける作品です。初めて読んだときは、通勤電車で危うく声を出して笑いそうになったり、涙を流しそうになったりと、間違いなく「怪しい?危険な?オッサン」になっちゃいました。さすがに何度か読んでるので、そこまでの反応はなくなりましたが、今回も軽く吹いたり、目頭が熱くなったりはしました。
山奥にあるヤクザが経営するリゾートホテルが舞台で、季節ごとに繰り広げられるドタバタ劇&人間ドラマが描かれています。4作品を通して登場する超個性的な主要メンバーに加えて各巻ごとのゲスト?もキャラが立っているので、ストーリー展開を含めて同じ舞台でありながら飽きることはありません。
個人的に大好きな作品です(だから何度も読んでいます 汗)。きっと、また数年後にも読んでるんだろうな、と思います。もし、気になったら是非手に取ってみて下さい。あっ、スタートは「春」ではなく、「夏」ですのでお間違えなく。
ただ。。。さすがに4巻構成は長いわねぇ。。。読了まで1ヶ月近くかかっちゃいましたわ。まぁ、これまた大好きな山﨑豊子作品に比べると短いけど、このままだと、目指す?年間24タイトル読了は無理。。。
と、言うわけで次は薄めなヤツでタイトル数を稼いでみるとしよう(笑)
—- 集英社による第一巻(夏)紹介記事 —-
極道小説で売れっ子になった木戸孝之介の身内で、ヤクザの大親分の仲蔵が、温泉リゾートホテルのオーナーになった。招待された孝之介は驚いた。なんとそのホテルは任侠団体専用だったのだ。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ。さまざまな人たちがこのホテルで交差する。熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家などなど、奇妙な人々が繰り広げる、涙と笑いの物語。シリーズ第一作。

【読書記録(1)】「ナミヤ雑貨店の奇蹟」東野圭吾

今年の目標とした「24タイトル読了」に向けた一発目。
まずは、年末に本棚を整理した際に「読んだはずだけど内容覚えてないなぁ」と目に留まった一冊。blogで確認すると確かに2012年11月に読んだようだ(汗)
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これは確かに面白い!読んでいて、なんとも言えず温かい気持ちになれる一冊です。ガリレオや加賀じゃない東野としてお薦めです。
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なーんてコメント残してるし(笑)
不可解な出来事を、登場人物が異なる4つの完結したエピソードが補完して作品の全体を形作り、さらにそれぞれのエピソードが直接的に繋がっていると言う人間ドラマです。ミステリーや推理仕立てが多い当時の東野作品にしては異色だったかと。ただ、伏線展開と後半からラストに向けて伏線が繋がる勢いあるストーリーの流れは「さすが」です。
しかし。。。読んだのに内容を覚えてないと言うのは我ながら情けない。。。きっと当時は「本を読む」ことが目的で「作品を楽しむ」と言う意識が不足していたんだなぁ。。。と(涙)
今回は活字でしっかりと作品の世界を楽しんだので、引き続き(実はまだ観ていない)映画で映像の世界も楽しんでみます。
さてさて、本棚には本作と同じく「読んだけど覚えいない」や「まだ読んでいない」作品もあるので、まずはそいつらと向き合って楽しんでみようと思います(笑)
、「東野圭吾 Higashino HigashinoKeigo Keigo 雞 雄大 ナ 望の星や 早の景 イヒ 店 ヤ あ ミ」というテキストの画像のようです

【読書】2025/1-9

ブログの更新を怠ると言うことは、読書記録を行っていないと言うこと。まぁ、記録することが目的ではないが、備忘録程度にでも残してはおきたい。で、すでに投稿したもの以外で読了した作品を*記憶*に頼りつつ書き出してみる。

・大名倒産(浅田次郎)

・流星の絆(東野圭吾)

・あなたが誰かを殺した(東野圭吾)

・国宝(吉田修一)

・嫌われる勇気(岸見一郎/古賀史健)

これに「宝島」「白鳥とコウモリ」「架空犯」「パラドックス13」「ババヤガの夜」を加えた10作品。うーん、もう少し読んだ気がするがなぁ・・・。も一度確認してみよう(汗)

【読書】「ババヤガの夜」王谷晶(2025-8)

世界最高峰のミステリー文学賞
英国推理作家協会賞 ダガー賞 翻訳小説部門受賞作

なので、著者の作品を初めて手にとってみた。

面白かった・・・

です。もう少し暴力的な描写が多いかと思っていましたが、(個人的には)それほどでもなく、それよりもストーリーの展開が素晴らしいと思いました。

東野作品が大好きで、急展開には慣れていましたが、これにはやられました。何度かページを戻り、確認し、納得しながらまた先へ。そして、また戻って・・・を繰り返しながら、読了しました。(上から目線になっちゃいますが)見事な構成だと思います。

まぁ、色々と放置されたトピックも多くありますが、それを気にさせないようなラストでした。で、感動しました。

オススメの作品です!

【読書】「パラドックス13」東野圭吾(2025-7)

出張先で読むべく持ち出した「架空犯」が面白すぎて、ホテルで読み終えてしまった(汗)。しゃーないので、過去(2009年?)に読んだけど内容が記憶に残っていない「パラドックス13」を急遽購入(笑)
いやー、改めて読み直すと、初めて!?と思うほど、新鮮で面白い!確かに本作の背景となる「数学的矛盾(パラドックス)」は難しいので、あまり深く考えずに(無理して理解しようとせずに)読みすすめることをオススメします(笑)

【読書】「架空犯」東野圭吾(2025-7)

先に読んだ「白鳥とコウモリ」のシリーズとしての位置づけの作品です。まぁ、ガリレオや加賀恭一郎(新参者)シリーズと同じく、同じ刑事が事件を担当するというものですが、ストーリーの展開はだいぶ色合いが違っています。ガリレオや新参者シリーズがトリックや動機を解明する流れであるものに対し、本シリーズは事件の背景となる人間ドラマを描いています。

前半はちょっともたつきを感じるような流れでしたが、途中からの流れは「さすが東野作品!」と唸らせてくれる展開で、ページを捲る手が止まりませんでした。前作同様、ラスト(真実)は予想できないもので、ほぅ、そうだったか・・・と言う感じでした。あっ、ちなみに前作(白鳥とコウモリ)との繋がりは担当刑事が同じだと言うだけです(笑)

【読書】「白鳥とコウモリ」東野圭吾(2025-6)

個人的な評価では、東野圭吾作品の傑作のひとつに数えられると思います。

事件の裏に存在する「謎」に刑事だけではなく、事件当事者が挑む構成って「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」がありますが、加賀恭一郎やガリレオシリーズのようにトリックを解明する作品です。「白鳥とコウモリ」では、事件の裏の「事実」を当事者たちが追いかける流れで、そこには「トリック」ではなく「人間ドラマ」が存在します。まぁ、「沈黙のパレード」に近い気もしますが、これも湯川が当事者たちの「人間ドラマ」と向き合う作品ですので少し違うかな・・・です。

久しぶりに読了後に感動と言うか、満足感と言うか、満たされた気分になりました。で、「架空犯」と言う続編が出ているようなので、早速ポチってみました(笑)

【読書】「宝島」真藤順丈(2025-6)

久しぶりの読書ネタ(笑)。で、沖縄&映画ネタです。
# ちなみに読書は(どーにか)継続してますが、あまり投稿してな# いだけですヨ(汗)。
これまで気にはなりつつも読んでいなかった作品で、映画化の情報を見て「こりゃいかん!」と慌てて手に取った次第。ただ、個人的にはタッチが感性に合わず?読了したものの読みづらい作品でした(汗)。まっ、それは置いといて・・・・。
終戦から1970年代のコザ(今の「沖縄市」)が舞台で、復帰(1972年)までの米軍統治下(所謂「アメリカー世」)における米国(米軍)との理不尽な関係、さらに日本政府との危うい関係を描いています。フィクションではありますが、実在の人たちや場所(地名)、実際の事件も登場しますので、現実感のある作品となっています。
戦後の貧しい時代に米軍基地に忍び込んで食料や物資を盗み、周りの人たちに配った若者=「戦果アギヤー」達が、それぞれの立場で意思や信念をもって混乱の時代に抗い続けながら生きるさまが描かれていて、特に中盤からの展開は予想通りだったり裏切られたり、驚くほど大胆だったりと飽きることはありませんでした。そして、後半から最後にかけては・・・ここは黙っておくことにします(笑)
この作品で描かれている「当時」は私自身の幼い頃の記憶として残っているものも多くあります。つまり、それほど「昔」の話ではありません。ただ、今も残されている広大な米軍基地に起因する多くの「理不尽」は作品当時とあまり変わっておらず、日本政府との危うい関係は復帰後(所謂「やまとー世」になってから)さらに危うさを増しているように感じます。つまり、沖縄にはいまだ「戦後」が続いている部分があり、それがまた「戦前」へと続いている気もします。
映画は9月の公開ですが、どのように表現されているか楽しみです。ご興味ある方はまずは本書(原作)を読んでみてください。結構なボリューム(厚さ)なので、気合が必要かと思いますが・・・(笑)
https://www.takarajima-movie.jp/

【読書】「おもかげ」浅田次郎(2021-12)

平成の泣かせ屋=浅田次郎の長編小説「おもかげ」読了!

個人的には「泣ける」と言うより、「あたたかな気持ち」になれる作品です。

どこからコメントしてもネタバレになりそうな作品ですが、若い人より、主人公(65歳)に近い年齢でさまざまな人生経験を持つ方のほうが共感できると思います。

夫婦や家族など自分の身近の人たちとの関わりなど、色々と考えさせられる部分の多い作品でした。

【読書】「恋のゴンドラ」東野圭吾(2021-11)

東野圭吾の短編小説集「恋のゴンドラ」読了!

ブック◯フでまとめ買いする際に送料無料ラインにするためにカートに入れた一冊(汗)。ラブコメ系作品なのであまり期待していなかったけど、これは面白かった。

7つの短編で構成されていますが、それぞれの登場人物が意外な繋がりを持っていて、異なるストーリーが絡み合いながらひとつの作品になっています。これまた「さすが東野」と唸ってしまいます。

ページをめくり、ストーリーが進むと「あれっ、このシーンって・・」と思い出し、戻りながら読み進める楽しみがあると言う不思議な作品です。

軽くてサクサクと読める作品の中ではオススメの一冊だと思います。