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読んだ本に関する話題

【読書】「インフェルノ」ダン・ブラウン

ラングドン教授シリーズの第四弾「インフェルノ(上/中/下巻)」読了!

面白かった!の一言です。

「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続く(であろう)映画化に備えて、前作の「ロスト・シンボル」はしっかりと読んでいたのですが、なぜか発刊に気づかなかった本作が先に映画化されてしまったため、昨年公開された際には原作を読まずに見ることになっちゃいました。とても楽しめる映画でしたが、さすがにダンテの「神曲」は・・・・知りませんがな・・・と言うことで、中途半端感満載でした(汗)。

今回、原作を読んだことで、本作(映画を含めて)の面白さを改めて感じることができました。ただね・・・映画はね・・・実はね・・・と、言うことで内緒、内緒・・・。

気になる方は、原作読んでからビデオを見てください。

さてさて、本作の舞台のフィレンツェやダンテの「神曲」がかなり気になってきました。経済的な理由により、まずは「神曲」へ挑戦かな?(笑)

 

【読書】「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海

「いまさら・・・」感満載ではありますが「もしドラ」読了!(汗)

いつものブック〇フで200円の特価ワゴンに入っていたので、ついつい・・・・。

実際に読み始めてみると、テンポ良くストーリーが展開されるので、サクサクと読み進めることができました。まぁ、普通の小説としては物足りないと感じたのは事実ですが、ドラッカーの言葉を理解するためには最高の入門書だと思います。

これまで自分自身がやってきた事を振り返って反省する良い機会でした。現場でマネジメントをやっている(やっていた?)おぢさん達にもお薦めです(笑)。

【読書】「沖縄よ、甘えるな!」惠 隆之介

新・沖縄ノート「沖縄よ、甘えるな!」読了!

いやいや・・・右だ、左だ・・・と言うこともなく、単純に沖縄について勉強したくて読んでみました(汗)。確かに、結構偏った内容になっているとは思いますが、もともとは歴史と言う事実をもとにしていますので、捉え方や着目点の違いによるものなんでしょうね。

まぁ、色々と勉強になりました!

と言うわけで次なる一冊へと!

【読書】「千里眼 クラシックシリーズ」松岡圭祐

1月に読み始めた「千里眼 クラシックシリーズ」読了!・・・と言うより、全12タイトル(16冊)を3ヶ月半かけて読破!です。

  

  1. 千里眼 完全版
  2. 千里眼 ミドリの猿 完全版
  3. 千里眼 運命の暗示 完全版
  4. 千里眼の復讐 [完全新作]
  5. 千里眼の瞳 完全版
  6. 千里眼 マジシャンの少女 完全版
  7. 千里眼の死角 完全版
  8. ヘーメラーの千里眼 完全版 上・下
  9. 千里眼 トランス・オブ・ウォー 完全版 上・下
  10. 千里眼とニュアージュ 完全版 上・下
  11. 千里眼 ブラッドタイプ 完全版
  12. 千里眼 背徳のシンデレラ 完全版 上・下

昨年末に気軽に読み始めた「催眠」で足を踏み入れてしまった「千里眼」の世界は、元自衛官の主人公(岬美由紀)の活躍ぶりに多少?かなり?やりすぎ感もありますが、臨床心理士としての心理戦にはすっかり惹き込まれてしまいました。

発生する事件が実在する場所や団体など、事実の上に設定されているため、フィクションとは分かりつつも、現実味をもって飛び込んできます。ただ、発生する事件の規模が大きすぎる(国家消滅、戦争勃発)ことで、現実離れな感となり、それがちょうど良いバランスとなっている気もします。

本シリーズの「2. ミドリの猿」、「3. 運命の暗示」は連続した内容ですが、それ以外は独立したエピソードです。ただし、登場する人物や団体は共通しており、過去のエピソードが引用されたりしますので、順に読む必要があります。特に「12. 背徳のシンデレラ」は、シリーズの締めくくりとなる作品で、さまざまな謎が解き明かされる内容ですので、決して先に読まないように(笑)。

全て作品でヒロインの超人的な活躍により難事件が解決されますが、事件の内容や背景が異なっているため、長編シリーズながら飽きることなく読み進めることができました。

「万能鑑定士Qの事件簿」に続き、「千里眼」と松岡シリーズを読破したぞ!・・・と思ったら、「千里眼 The Start」からなる続編の新シリーズ(10タイトル/14冊)が存在していることを知り、驚愕!?しています(汗)。

まっ、新シリーズはまたの機会にしておきましょう。。。

 

【読書】「千里眼 完全版」松岡圭祐

昨年最後に読了した「カウンセラー」に続いて松岡圭祐作品「千里眼」を完全版で読了!

本作品は12タイトル(全16冊)で構成されるシリーズで9冊が手もとにあるので、ブック◯フ通いしながら暖かくなる頃まで楽しめそうです(笑)

ちなみに「完全版」は、すでに小学館から発刊した同タイトルの作品を大幅に手を入れて、角川文庫から別シリーズとして刊行したものです。さすがに両方。。。ではなく、新シリーズを選択しました。

臨床心理士が主人公で、「催眠」「カウンセラー」と同じく、「心」の動きを切り口に事件に向かい合います。たしか「カウンセラー」には、本シリーズの主人公がチラと登場したりします。

軽快なタッチと後半に向かってのドラマチックな展開に引き込まれ、出勤時に駅を間違えて降りてしまったりも。。。ただ、後半はあまりにスケールが広がり過ぎた感もあり、現実感と言う観点からは???でした。例えるなら「ミッションインポシブル」「007」シリーズ並みの展開でした(汗)

さてさて、少しばかりやり過ぎ感はありますが、面白い事に間違いありませんので、しばらくは「千里眼」の世界を楽しみます。

【読書】「カウンセラー 完全版」松岡圭祐

先に読了した「催眠」の続編となる「カウンセラー」を完全版で読了!

前作から内容が引き継がれているわけではなく、登場人物が一緒と言うシリーズです。ただし、前作以上に「臨床心理士」と言う役割が明確な作品だと思います。

(ネタバレかもしれませんが・・・)

自分を含めて、誰しも何らか心に病を抱えているんだな・・・と。とても難しい内容を軽いタッチで描いています。前半は事件の背景を、後半は臨床心理士と犯人との静かな闘いです。

この作品は好き嫌いが別れるかと思いますが、個人的にはお薦めです。ゆっくりとしたテンポで、奇想天外な展開もありませんが、読み終えたときに、温かい気持ちになれる作品だと思います。

【読書】「火花」又吉直樹

芥川賞受賞作品「火花」読了!

むむむ。。。と言うか、何と言うか。。。何を伝えたいのかが分かりませんでした。自身の漫才師としての回顧録なのか、漫才師と言う職業を語ろうとしているのか、もしかすると偉大な先輩(師匠)の伝記?でした。ごめんなさいです。

色々と調べたり、取材したり、また当たり前に構成練ったり、書き直したりと、苦労と努力を重ねてきたと思いますが。。。根性だけで読み終えました。まぁ、きっと本作を理解できない「読み手=自分」が未熟なんでしょうね(汗)

さてさて、今年も残すところ2週間ほど。あと2冊よめるかな?

【読書】「ミッキーマウスの憂鬱」松岡圭祐

タイトル的には自分に似合わないが「ミッキーマウスの憂鬱」読了!

いつものブック◯フでタイトルだけで選んだ一冊です。まぁ、松岡圭祐の作品だから間違いはないだろう。。。です。

ただ、読み始めてみると結構もたつくような展開で、あらら。。。またやっちまったか!?と。しかし、読み始めたからには。。。と先へ読み進めて行くと、いつの間にかの松岡ワールドへ。

ちなみに、本作品はディズニーランド/シーの裏方が舞台で、そこで働くキャストが主人公で、決して表舞台には現れる事のない、様々ななシーンが描かれています。。。が、あくまでもフィクションですからね。どこまでが事実かは読み手の判断です(笑)

後半の展開、クライマックス、そして。。。

気になる方へはオススメの一冊です。

【読書】「禁断の魔術」東野圭吾

東野圭吾のガリレオシリーズ「禁断の魔術」文庫本で読了!

同名タイトル(正確には「禁断の魔術 ガリレオ8」)の単行本は、文庫本版原作を含む4作の短編が収録されているようです(読んでないので。。。汗)。ただし、文庫本版は単行本版に大きく筆を入れた「書下ろし」なので、別作品とのことらしいです。

しかし。。。さすが!です。早いテンポで面白い。特に本作は、科学分野と言うより人間としての湯川が見事に描かれた作品だと思います。なので、シリーズの特徴である科学謎解きを期待するファンには少し物足りないかも知れません。

個人的には、東野の謎解きも人間ドラマも好きなので満足です。

さてさて、次は最近のマイブーム、松岡圭祐です。

【読書】「プリンセス・トヨトミ」万城目学

「プリンセス・トヨトミ」読了!

いつものブック◯フで、「分厚さ」と「映画化されてたよな」の理由だけで、毎度のごとく内容を確認せずにゲット!

で、で、で。。。はっきり言って。。。全く合わなかった。

まぁ、個人的な意見ではありますが。。。著者が大阪大好きなのは良く分かるが、必然性のない登場人物のキャラ設定、伏線のない種明し、驚くほど唐突な展開。。。などなど。。。久しぶりに「無理!」

好きな方には大変申し訳ありませんが、今回ばかりは気合いと根性だけで読了しました。

まっ、こんな自分には合わない作品に出会えるのも読書の楽しみだと思い、「困ったときの東野頼み」と言うことで、次の一冊を手にしたのでありました(笑)