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読んだ本に関する話題

【読書(6月)】折り返しました

久しぶりの4冊。あと二日くらいで「シェエラザード(下)」が終わりそうなので、実質5冊。結構読みましたな。実際、浅田次郎、池上永一だと読むペースが上がる気がします。しかし、半年を終えて20冊と言うことは、年間で40冊。。。やっぱりマズイですねぇ。。いやいや、まだ50冊の目標は諦めないぞ!

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17. 壬生義士伝(上) 浅田次郎 http://item.rakuten.co.jp/book/1502698/
18. 壬生義士伝(下) 浅田次郎 http://item.rakuten.co.jp/book/1502699/

今まで、あまり幕末期から明治までの歴史について興味をもって勉強したことがなかったのですが、初めて「もっと知りたい」と思えるようにしてくれた、そんな一冊です。新撰組の中の目立たない隊士の一人の不恰好ながら真面目な生き様を描いています。「武士道とは?」や「家族愛とは?」をもう一度考えさせてくれました。いやー、これからこの時代について、少しは真面目に勉強してみようと思います。
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19. 唄う都は雨のち晴れ トロイメライ 池上永一 http://books.rakuten.co.jp/rb/11127166/

久しぶりの池上永一作品です。さすがにテンポいいですねぇ。。本作品は、完全に前作の続きなので、登場人物や物語の背景の説明もありません。なので、きちんと前作を先に読んでください。なんとなく、首里城を中心とした「テンペスト」の外伝的な位置づけだった前作から、那覇を舞台とした「トロイメライ」の世界が作り上げられた感があります。もちろん前作と同じく「テンペスト」の登場人物も出てきますが、こちらの人物説明もありませんので、これまた先に読んでおくことをお薦めします。
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20. シェエラザード(上) 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1512467/

大戦末期に日本の貨客船が米潜水艦の攻撃により沈められた「阿波丸事件」をモデルにした作品です。現在下巻の3/4で、いよいよクライマックスと言うところですので、感想は来月・・・浅田次郎作品の中でも(個人ランキングで)上位に位置づけられます。とにかく面白い!
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【読書(5月)】まずい・・・停滞モードだ

5月も色々と理由はつくが、結局は2冊(一応3冊目の途中ではあったが・・・)。マズイですねぇ~。ここ1,2週は多少なりとも落ち着いてきたのでペースが上がりつつありますが、年間目標である50冊が達成できるかイヨイヨ微妙な状況になりつつあります・・・涙。

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15.  ビジネスマンの父より息子への30通の手紙改版 G.キングズリ・ウォ-ド/城山三郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/654575/

ビジネス本ではありますが、子供の成長を見守る父親の姿が目に浮かぶような優しい内容です。自身は息子に対してちゃんと接しているのだろうか?と自問したくなる作品です。
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16. 鉄道員(ぽっぽや) 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1139394/

確か10年ほど前に読みましたが、何だかもう一度読みたくなりポチった次第です。全8作品全てが優しく、なんとも表現しづらい、淡い色の世界に引き込まれてしまいました。ホッとさせられる一冊です。
――――――――20112

【読書(4月)】うっ、早くも黄色信号?

4月は例年の通り会社の改組があり、日々バタバタと雑務(と言うと怒られるんだろうな)に追われ、本を読む時間がなく・・・と言うのは言い訳で、結局は「本を読むだけの心のゆとりがなかった」です。。。ハイ!で、残念ながら2冊止まり。4ヶ月(一年の三分の一を経過して)で14冊。こりゃ目標の50冊に黄色信号ですな。。。涙

しかし、ちょっと(直接の営業活動に関わらない)社内事務作業が増えると、テンションがた落ちし、blogの更新もせんわ、本も読まないわ。。。自分でも情けないと思う。もう少しオトナになって、会社と言う組織の中を上手に泳げるようにならないといかんけどなぁ。。。まぁ、この歳になると無理か!?(汗)

いつでも本を読めるほどに心にゆとりを持つこと、本を読むことで自分自身を維持できること。。。心がけます!
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13. 中原の虹(第三巻) 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/6788743/

14. 中原の虹(第四巻) 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/6788744/

三部作、読了!素直に「中国に行って作品の舞台に触れて、感じてみたい」と思います。いやー、ほんと勉強になります。

と余韻に浸っていたら「マンチュリアン・リポート」なんてのが、昨年出ていたんですね。ありゃ・・・とりあえずは文庫化されるまで待ちますです。

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【読書(3月)】色々あったがどうにか順調か?

3月は大地震あり、会社では4月改組の準備やら、プライベートでは息子っちの大学挑戦ありーの・・・・と、とにかく色々あって落ち着かなかったが、それでも3冊。三ヶ月で12冊のペースだと、年間で48冊。どうにか目標の50冊はまだ見えている(汗)。これって順調なのかしら?

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10. 感情マネジメントがあなたのセールスを変える! 顧客の気持 ちを前向きに動かす営業の秘訣 横井真人 http://books.rakuten.co.jp/rb/6167608/

実は、友人の著書なんです。まぁ、営業の基本と言うより、大人の基本・・・ですかね?特に日ごろパソコンと向かいあう時間が長く、人(誰か)と話すことが少なくなってきたなぁ・・・と感じている方、お薦めですよーーー。

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11. 中原の虹(第一巻) 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/6725512/

12. 中原の虹(第二巻) 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/6725513/

す・ご・い・で・す・ねぇーーー。本当に感心、感動します。「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」に続く三部作の完結編となる作品ですが、前二作を読んでいることが前提になっていますのでご注意ください。今週には最終巻の第四巻に入れそうです。

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【読書(2月)】快調なペースだ!

今月は5冊、快調だ。まぁ「蒼穹の昴」は二度目と言うこともあり、ペースが速かった感もあるが、そこはヨシとしてきちんとカウントする(汗)。しかし、長編を二回読んだのは「白い巨塔(山崎豊子)」以来だけど、今回は二回目にして初めてストーリーの全編を知ることができたという感じです。そうなると「一回目は活字を追っていただけかい?」と言われそうですが、もしかするとそうなのかも知れない・・・と思えるほど、深く感じ入ってしまいました。まぁ、舞台が中国の清朝末期の混乱期であったので「テンペスト」の世界と似通っていたことも、二度目を楽しくさせた要素だったかも知れませんね。。。笑

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5. 蒼穹の昴(1) 浅田次郎

6. 蒼穹の昴(2) 浅田次郎

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7. 運命の人(4) 山崎豊子

読み終えた勢いのままに、こちらは先ににブログに投稿しました。素晴らしい作品だと思います。沖縄のこと、もっともっと勉強せんといかんです。

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8. 蒼穹の昴(3) 浅田次郎

9. 蒼穹の昴(4) 浅田次郎

昨年読んだ時点では「中国の歴史を描いた素晴らしい作品」として読了しました。今回、再度読んでみると、歴史だけではなく個々の登場人物の個性が見事に描かれている人間ドラマですね。素晴らしい・・・の一言です。先月読んだ「珍妃の井戸」から戻って読んだおかげで、作品の中に色々と新しい発見や気づきがありました。こうなるともう一度「珍妃の井戸」を読まないといけない。。。です。ちょっと拾い読みしてみよう。。。

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【読書】運命の人

「テンペスト」から続く沖縄シリーズ。こちらは(自分にとっては)歴史ではなく、記憶の世界である1970年代から2000年までの沖縄が舞台となった作品で、登場する人物や場所が実在するため、フィクションと言いながらリアリティ溢れる内容になっています。

「運命の人」特設サイト

全四巻の大作にも関わらずサラサラと読め進められたのは、山崎豊子のタッチの良さと、作品に登場するひとつひとつのエピソードが身近なものだったからかも知れません。また、主人公が父と同じ新聞記者であったことも、楽しめた要素だったと思います。

(ここからはちょっとネタばれになりますが・・・)

一巻から三巻までは法廷闘争の色合いが濃く、「白い巨塔」を思い出しました。正直、このあたりでは「もう少し沖縄を描いてくれよーー」と、ちょっと残念に感じていましたが、遅れて届いた第四巻、これにはやられました。

両親から語られてきた「沖縄戦の悲惨さ」については、それなりに理解してきたつもりだったのですが、その後の米統治下での「圧政」については、子供だったので肌で感じることが少なかったせいか、日常化していたせいか、良く理解していませんでした。まぁ、勉強不足と言えば、その通りなんですがね。。。。汗。この作品は、そんな自分に、日米の「両国」から都合良く扱われてきた沖縄の悲劇の歴史(近世)を、改めて教えてくれました。特に、この作品に登場する事実は歴史の中ではなく「今日も続いている」と言うことを再認識させられました。

基地が存在することは現実であり、ある意味「当たり前」の状態なのが現在までの沖縄。フェンス1枚隔てた「そこ」は、沖縄でも日本でもない「アメリカ」。子供のころにドルで小遣いをもらい、近所の商店でアメリカ産の甘いお菓子を買っていたことも「当たり前」だったんですから。。。。また多くの人が基地の中で働いており、実際、母もその一人でした。

復帰の意味は良く判っていなかったけど、住所に「沖縄県」と書けるようになったことを喜んだ記憶があります。テレビで見る「日本」と当時の「沖縄」は、言葉も服装も同じで、学校で習うことも同じだったので、自分にとっては「ドル」が「円」に変わったことくらいが大きな「変化」でした。

復帰から6年経った1978年に、車の通行が右側から左側に変わったことで、外見上は完全に「日本」となりました。当時の自家用車も左ハンドルのカローラで、メーターもマイル表示。まぁ、当時の沖縄だと「普通」ですね(笑)。免許を取った頃は既に左側通行に変わっていましたが、時折この車を運転していたことを思い出しました。

また、ドライブインと言う自動車で入れるレストランがあって、注文した料理(ハンバーガーだったかな?・・・)を、駐車した車の窓へスタッフがセットしてくれたトレーに置いて車内で食べたりもしたなぁ。。。

などなどと思い出すだけでも、貴重な経験をしてきたように思える。もちろんのことだけど、自分らより10歳くらい若い世代だと判らないだろう。。。

子供として肌で感じた統治下の沖縄は、そんなに悪いものではなかったように記憶しているが、実際には多くの事件や問題が発生していたことを忘れてはならないと思う。そして、我々の世代がもっと学び、伝えていかなければならない事がたくさんあることをこの作品は教えてくれた。

薩摩から明治政府、そして日本政府からアメリカへと移り変わる歴史の中で翻弄され続けてきた沖縄。今また、基地問題や尖閣諸島問題を通して、日米中国が囲むテーブルの真ん中で「カード」として扱われているように感じる。そんな混沌とした時代だからこそ、もう一度沖縄について考える必要があると思う。

「テンペスト」「琉球処分」そして「運命の人」。学ぶことを教えてくれた、素晴らしい本に出合えたことに感謝したい。そして、舞台となった場所にできるだけ多く足を運び、歴史や過去に起こった事実を肌で感じ、自分なりの歴史感、世界観を持てるようになりたいと思う。そして、美しい歴史を持つ「琉球」であり続けられるように、何らか尽力したいと思うのでありました。

【読書(2010年総括)】 またもや残念でした

結局、50冊には遠く?及ばず37冊。確か2009年が33冊だったので4冊増ですが・・・残念です。
しかし、こうやって1年分整理すると
作家:6名
タイトル:20
って、結構偏ってますね。特に2010年は「浅田次郎病」に始まり「池上ワールド」に引き継がれた年だったようです。

でも「テンペスト」に出会ってから、色々と考え方が変わり「自分の生まれ育った土地のことをもっと深く知りたい」と思うようになりました。今ま で、現実から見える表面的な部分だけから判断していた沖縄のことを、歴史や文化を通して学び、そして向きあい方を考えてみようと思います。
(似たような話で40年くらい前にも「ルーツ」ってのがありました・・・ね・・・汗)

まっ、と言うわけで非常に有意義な読書年だったと思います。

今年こそは50冊!達成するぞーーー!

(サマリ)

浅田次郎
1. 蒼穹の昴(4)
2. 椿山課長の七日間(1)
3. 天国までの百マイル(1)
4. オー・マイ・ガアッ!(1)
5. きんぴか(3)
6. 地下鉄に乗って(1)
7. 歩兵の本領(1)
8. 勇気凛凛ルリの色(4)
9. 天切り松闇がたり(4)
10. 月のしずく(1)
11. 沙高樓綺譚(1)
12. 憑神(1)

東野圭吾
1. カッコウの卵は誰のもの(1)
2. 白銀ジャック(1)

ダン・ブラウン
1. ロスト・シンボル(2)

山崎豊子
1. 女の勲章(2)

池上永一
1. テンペスト(4)
2. トロイメライ(1)
3. 風車祭(2)

大城立裕
1. 小説琉球処分(2)

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1. 蒼穹の昴(2) 浅田次郎
2. 蒼穹の昴(3) 浅田次郎
3. 蒼穹の昴(4) 浅田次郎

http://books.rakuten.co.jp/rb/1720327/
http://books.rakuten.co.jp/rb/1720328/
http://books.rakuten.co.jp/rb/1720329/

読み進めるにつれ「凄い・・・」の一言でしか表現できない、作品を支える膨大な資料の量を感じる作品です。言い方を変えると本当に勉強になる作品 です。自分自身、世界史は苦手だったので(勉強しなかったので)知らないことだらけで、初めて中国の歴史に触れることができた良い機会でした。是非、中国 に行って、この作品の舞台となった地を回ってみたいものです。
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4.  カッコウの卵は誰のもの 東野圭吾
http://books.rakuten.co.jp/rb/6252763/

お約束の東野最新作。前回の「新参者」がイマイチだったのに対して、こちらは「容疑者Xの献身」を彷彿させるような東野らしい人間ドラマです。た だ最近は、山崎豊子や浅田次郎にハマっているせいか、以前と違い「ちょっと軽いかな?」と感じてしまいました。
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5. 椿山課長の七日間 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/3638670/

スピリチュアル系の作品ですが、単に霊的なストーリーではなく、家族や友情など、人間ドラマが見事に描かれています。また、お得意(?)の笑いも ところどころにちりばめられて、楽しみながら読むことができます。
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6. 天国までの百マイル 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1195940/

こちらも家族を中心とした人間ドラマです。感動して思わず涙してしまいました。「ひとりで生きているんじゃないんだなぁ・・・」としみじみと感じ ることができる作品です。
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7. オー・マイ・ガアッ! 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1732049/

ラスベガスを舞台にした人間ドラマです。こちらも家族愛が中心です。ただ(本人の趣味のせいか)ギャンブルの話が多く、多少もたついた感じがあり ます。ラスベガスに行った経験のある人にはお薦めの一冊です(残念ながら私にはありませんが・・・)。
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8. 三人の悪党 長編悪漢小説 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1075785/

来ました!「きんぴか」三部作の第一作。結構、内容としては重いのですが、軽いタッチで楽しく読めます。「プリズンホテル」と同じく、電車等の他 人が近くにいる場所では読めません。笑いが止まりません。。。ただ今第二作(血まみれのマリア)に突入しました!
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9. 血まみれのマリア 長編悪漢小説 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1012260/

やっぱり最高です。「血まみれのマリア」は先に読んだ「プリズンホテル」に主人公として登場しており、同じキャラクターを別の作品に登場させると いう構成も楽しめました。

ただ、ご注意ください。長編悪漢小説=きんぴか三部作には順番があります。こちらは第二巻ですので先に読まないように。
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10. 真夜中の喝采 長編悪漢小説 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1090751/

きんぴかシリーズの最終章です。「終わってしまう」ことがちょっと悲しい(寂しい)作品です。プリズンホテル同様に是非、続編を書いて欲しいと思 います。
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11.12. ロスト・シンボル 上・下 2冊セット ダン・ブラウン/越前敏弥
http://books.rakuten.co.jp/rb/6267218/

待っていました。(順番は違うが)ダ・ヴィンチ・コード、天使と悪魔、デセプション・ポイントと3作品を読んで、結構ハマってました(割と簡単に ハマります)。内容は・・・う~ん、舞台がワシントンになっただけで、割とダ・ヴィンチ・コードに近いものありますね。でも、ラングドンシリースは3作品 とも、舞台となった街に行ってみたくなります。
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13. 地下鉄に乗って 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1115553/

こうなると一種の中毒=病気ですね。浅田次郎の作品を読んでないと落ち着きません。映画も観てなかったのですが・・・いいですね。こうなると浅田 次郎が書けば、般若心経でも感動しそうな気がしてきた・・・まずい・・・本当に病気だ・・・
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14. 歩兵の本領 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1663170/

手持ちを読み終えてしまったので、急遽空港で購入。自衛隊時代の回顧録的なエピソードを中心とした短編集。まぁ、これはこれで良かったかな?浅田 次郎ファンでなければチト???な感じかもしれません。
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15. 勇気凛凛ルリの色 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1077624/
16. 勇気凛凛ルリの色四十肩と恋愛 浅田次郎

まだまだ頑張る浅田次郎!今度はエッセイシリーズに入りました。なんだか「いきなり黄金伝説」の○○を食べつくす企画みたいになってきたゾ!ちな みにタイトルは「♪ぼっ、ぼっ、僕らは少年探偵団・・・」に続く歌詞だそうです。そうだっけか?忘れてしまいました。
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17. 勇気凛凛ルリの色福音について 浅田次郎
http://rd.rakuten.co.jp/item_url/?sid=213310&iid=10945133
18. 勇気凛凛ルリの色満天の星 浅田次郎
http://rd.rakuten.co.jp/item_url/?sid=213310&iid=10994387

エッセイと言うのは、作家の「ひととなり」や「考え方」を感じることができるので、好きな作家の作品しか読めない。しかし、さすがに4連発は効く ねぇ・・・・。
ホント、殆どのメッセージに強く共感してしまいました。まだまだ浅田次郎続きそうです。
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19. 天切り松闇がたり(第1巻) 闇の花道 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1455693/
20. 天切り松闇がたり(第2巻) 残侠 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1504138/

明治から大正、昭和と言う時代を背景にした盗人の話です。なんだか、色々なモノに恵まれ過ぎて、忘れてしまいがちな「本当に大切なモノ」を思い起 こさせてくれる優しい内容の作品です。これまた、いいですよ・・・。
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21. 天切り松闇がたり(第3巻) 初湯千両 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/3582719/
22. 天切り松闇がたり(第4巻) 昭和侠盗伝 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/5526127/

シリーズの後半2冊。大正ロマンだけではなく、戦争に対して正面からぶつかっている作品です。カッコイイし、面白いし、勉強になります。
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23. 女の勲章(上巻) 山崎豊子
http://books.rakuten.co.jp/rb/3708651/

久々の山崎豊子です。いつものように関西(大阪)を舞台としたドロドロの人間ドラマ。この作品は服飾デザイナーです。味わいあっていいですね。ま た、色々と勉強になります。
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24. 女の勲章(下巻) 山崎豊子
http://books.rakuten.co.jp/rb/3708652/

それぞれの作品がそうなんですが、凄いラストですね。ドキドキします。とくにドロドロとした内容だったんで、畳み込むような展開に引き込まれてし まいました。
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25. 月のしずく 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1177634/

優しく、切ない短編集です(似合わないが・・・)。心が疲れたときにお薦めです。あっ、男女の話ですよ(やっぱり似合わないが・・・)。
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26.  沙高樓綺譚 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/3675331/

現在、成功した人達の言えない過去を物語として短編にした作品です(もちろんフィクション)。結構クセがあるので、好き嫌いがはっきり分かれそう な作品です。個人的には「フツーの面白さ」でした。
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27. 憑神 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/4378113/

江戸末期から明治にかけての変遷の時代におけるひとりの侍の話です。あまりにも真っ直ぐすぎる生き方に、少しばかりイライラもしました。しかし、 情報量や時代考証の面からも「浅田次郎って凄いなぁ」とあらためて感心させられる一冊です。多少、背景説明の部分が多く、もたつき感はありますが、しっか りと面白く読めた作品です。
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28. テンペスト(第一巻)春雷 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6588370/
29. テンペスト(第二巻)夏雲 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6654786/

なぜこの本を今まで読まなかったか。。。率直にそう思うほど、素晴らしい作品です。特に首里の人間(すいんちゅ)を自負する自分として「読んでい なかった」ことに恥ずかしさすら感じてしまいます。単行本上下巻2冊を文庫本4冊にして、9月から毎月1冊ずつ発売していて、現在3巻を読み終え、今月末 の最終巻の発売を待っています。

同じ沖縄の人間が、沖縄をここまで見事に書き上げていることに感動しつつ、誇らしい気持ちにもなります。

ぜひぜひ、皆さんに読んで欲しい一冊(4冊?)です。来年(2月)の仲間由紀恵主演の舞台見に行きたいなぁ。。。。

http://www.kadokawa.co.jp/tempest/

本当は早く最新刊の「トロイメライ」を読みたいところですが(テンペスト読み終えてから・・・と)グッっと我慢しています。で、やっぱり我慢がで きないので「風車祭」を注文してしまいました・・・・笑

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30. 白銀ジャック 東野圭吾
http://books.rakuten.co.jp/rb/6772086/

お約束の東野最新刊です。こちらは「いきなり文庫化!」なので、お得感いっぱいです。さすがに東野と思わせるタッチと展開で、サクサクと読み進め られますが、個人的には・・・うーん、ちーと軽い感じがします。
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31. テンペスト(第三巻)秋雨 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6727485/
32. テンペスト(第四巻)冬虹 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6799882/

単純に「ありがとう」と思える作品です。この作品のおかげで、かつて琉球王朝であった、沖縄県のケンミンであることを自覚しました。そうなんで す、我々ケンミンは日本とは異なる美しい文化を持っていたんです。さらに沖縄を好きになり、ケンミンであることに違った「誇り」を持つようになりました。
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33. 小説琉球処分(上) 大城立裕
http://books.rakuten.co.jp/rb/6648003/

34. 小説琉球処分(下) 大城立裕
http://books.rakuten.co.jp/rb/6648004/

テンペストの第四巻が届くまで・・と思い読み始めましたが、これも素晴らしい作品です。両方読むことで、同じ時代が描かれるテンペストのラスト部 分が、さらに深く感じ入るものになると思います。
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35. トロイメライ 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6573251/

「テンペスト 外伝」と呼べないことはないが、同じ時代の那覇を舞台にした作品です。面白いのは、各短編にテンペストの主要登場人物がそれなりの 役割で登場し、テンペストと同期するところ。テンペストを読んだ後だと、一層面白く読み進めることができる作品です。

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36. 風車祭(上) 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6222872/

37. 風車祭(下) 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6222873/

「テンペスト」「トロイメライ」で完全にハマってしまい、ほろんど思考停止の状態で、ポチってしまいました。(池上永一の)出身地である石垣の文 化、伝承をベースとした作品で、中盤あたりに多少もたつき感はありますが、後半の畳み込みには勢いがあり、ラストの部分では思わず涙が・・・・。神々との 向きあい方、その歴史、さらには「マブイとは何か?」を語りかけています。まぁ(私の出身である)首里、那覇とは異なる文化であったので、前2作品とは引 き込まれかたは異なりますが、勉強になる作品でした。
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【読書(1月)】 今年こそ50冊だ!

昨年も残念ながら目標の50冊どころか、40冊にも届かなかった。よしっ、今年こそは50冊達成だ!・・・と言うことで、今年は山崎豊子からスタート!

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1. 運命の人(1) 山崎豊子

2. 運命の人(2) 山崎豊子

3. 運命の人(3) 山崎豊子

単行本化を待っていました。新聞記者を父に持ち、さらに沖縄返還が問題となった作品なので、親近感持って読み進めています。実は、4巻(最終巻)の発売が2月なので、3巻まで読み終えたところで「お預け」状態なのです。まるで去年のテンペスト状態。あのときは、3巻も4巻も待たされたんで、まだ今回の方が良いかな?

内容のコメントは読了後と言うことで。。。。

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4. 珍妃の井戸 浅田次郎

「蒼穹の昴」の続編ですが、これまた素晴らしい作品です。「蒼穹の昴」で描かれた中国の近世を別の角度から描いています。もちろん、登場人物も同じです。以前から気になっていたので、運命の人が届くまで。。。と気軽に読み始めたのですが、あっと言う間に読み終えてしまいました。この作品だけでも十分に楽しめますが、やはり、歴史的な流れを確認したくなり「蒼穹の昴」をもう一度読み返しています。

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【読書】 2010年総括

結局、50冊には遠く?及ばず37冊。確か2009年が33冊だったので4冊増ですが・・・残念です。
しかし、こうやって1年分整理すると
作家:6名
タイトル:20
って、結構偏ってますね。特に2010年は「浅田次郎病」に始まり「池上ワールド」に引き継がれた年だったようです。
でも「テンペスト」に出会ってから、色々と考え方が変わり「自分の生まれ育った土地のことをもっと深く知りたい」と思うようになりました。今まで、現実から見える表面的な部分だけから判断していた沖縄のことを、歴史や文化を通して学び、そして向きあい方を考えてみようと思います。
(似たような話で40年くらい前にも「ルーツ」ってのがありました・・・ね・・・汗)
まっ、と言うわけで非常に有意義な読書年だったと思います。
今年こそは50冊!達成するぞーーー!
(サマリ)
浅田次郎
1. 蒼穹の昴(4)
2. 椿山課長の七日間(1)
3. 天国までの百マイル(1)
4. オー・マイ・ガアッ!(1)
5. きんぴか(3)
6. 地下鉄に乗って(1)
7. 歩兵の本領(1)
8. 勇気凛凛ルリの色(4)
9. 天切り松闇がたり(4)
10. 月のしずく(1)
11. 沙高樓綺譚(1)
12. 憑神(1)
東野圭吾
1. カッコウの卵は誰のもの(1)
2. 白銀ジャック(1)
ダン・ブラウン
1. ロスト・シンボル(2)
山崎豊子
1. 女の勲章(2)
池上永一
1. テンペスト(4)
2. トロイメライ(1)
3. 風車祭(2)
大城立裕
1. 小説琉球処分(2)
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1. 蒼穹の昴(2) 浅田次郎
2. 蒼穹の昴(3) 浅田次郎
3. 蒼穹の昴(4) 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1720327/
http://books.rakuten.co.jp/rb/1720328/
http://books.rakuten.co.jp/rb/1720329/
読み進めるにつれ「凄い・・・」の一言でしか表現できない、作品を支える膨大な資料の量を感じる作品です。言い方を変えると本当に勉強になる作品です。自分自身、世界史は苦手だったので(勉強しなかったので)知らないことだらけで、初めて中国の歴史に触れることができた良い機会でした。是非、中国に行って、この作品の舞台となった地を回ってみたいものです。
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4.  カッコウの卵は誰のもの 東野圭吾
http://books.rakuten.co.jp/rb/6252763/
お約束の東野最新作。前回の「新参者」がイマイチだったのに対して、こちらは「容疑者Xの献身」を彷彿させるような東野らしい人間ドラマです。ただ最近は、山崎豊子や浅田次郎にハマっているせいか、以前と違い「ちょっと軽いかな?」と感じてしまいました。
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5. 椿山課長の七日間 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/3638670/
スピリチュアル系の作品ですが、単に霊的なストーリーではなく、家族や友情など、人間ドラマが見事に描かれています。また、お得意(?)の笑いもところどころにちりばめられて、楽しみながら読むことができます。
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6. 天国までの百マイル 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1195940/
こちらも家族を中心とした人間ドラマです。感動して思わず涙してしまいました。「ひとりで生きているんじゃないんだなぁ・・・」としみじみと感じることができる作品です。
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7. オー・マイ・ガアッ! 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1732049/
ラスベガスを舞台にした人間ドラマです。こちらも家族愛が中心です。ただ(本人の趣味のせいか)ギャンブルの話が多く、多少もたついた感じがあります。ラスベガスに行った経験のある人にはお薦めの一冊です(残念ながら私にはありませんが・・・)。
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8. 三人の悪党 長編悪漢小説 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1075785/
来ました!「きんぴか」三部作の第一作。結構、内容としては重いのですが、軽いタッチで楽しく読めます。「プリズンホテル」と同じく、電車等の他人が近くにいる場所では読めません。笑いが止まりません。。。ただ今第二作(血まみれのマリア)に突入しました!
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9. 血まみれのマリア 長編悪漢小説 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1012260/
やっぱり最高です。「血まみれのマリア」は先に読んだ「プリズンホテル」に主人公として登場しており、同じキャラクターを別の作品に登場させるという構成も楽しめました。
ただ、ご注意ください。長編悪漢小説=きんぴか三部作には順番があります。こちらは第二巻ですので先に読まないように。
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10. 真夜中の喝采 長編悪漢小説 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1090751/
きんぴかシリーズの最終章です。「終わってしまう」ことがちょっと悲しい(寂しい)作品です。プリズンホテル同様に是非、続編を書いて欲しいと思います。
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11.12. ロスト・シンボル 上・下 2冊セット ダン・ブラウン/越前敏弥
http://books.rakuten.co.jp/rb/6267218/
待っていました。(順番は違うが)ダ・ヴィンチ・コード、天使と悪魔、デセプション・ポイントと3作品を読んで、結構ハマってました(割と簡単にハマります)。内容は・・・う~ん、舞台がワシントンになっただけで、割とダ・ヴィンチ・コードに近いものありますね。でも、ラングドンシリースは3作品とも、舞台となった街に行ってみたくなります。
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13. 地下鉄に乗って 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1115553/
こうなると一種の中毒=病気ですね。浅田次郎の作品を読んでないと落ち着きません。映画も観てなかったのですが・・・いいですね。こうなると浅田次郎が書けば、般若心経でも感動しそうな気がしてきた・・・まずい・・・本当に病気だ・・・
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14. 歩兵の本領 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1663170/
手持ちを読み終えてしまったので、急遽空港で購入。自衛隊時代の回顧録的なエピソードを中心とした短編集。まぁ、これはこれで良かったかな?浅田次郎ファンでなければチト???な感じかもしれません。
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15. 勇気凛凛ルリの色 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1077624/
16. 勇気凛凛ルリの色四十肩と恋愛 浅田次郎
まだまだ頑張る浅田次郎!今度はエッセイシリーズに入りました。なんだか「いきなり黄金伝説」の○○を食べつくす企画みたいになってきたゾ!ちなみにタイトルは「♪ぼっ、ぼっ、僕らは少年探偵団・・・」に続く歌詞だそうです。そうだっけか?忘れてしまいました。
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17. 勇気凛凛ルリの色福音について 浅田次郎
http://rd.rakuten.co.jp/item_url/?sid=213310&iid=10945133
18. 勇気凛凛ルリの色満天の星 浅田次郎
http://rd.rakuten.co.jp/item_url/?sid=213310&iid=10994387
エッセイと言うのは、作家の「ひととなり」や「考え方」を感じることができるので、好きな作家の作品しか読めない。しかし、さすがに4連発は効くねぇ・・・・。
ホント、殆どのメッセージに強く共感してしまいました。まだまだ浅田次郎続きそうです。
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19. 天切り松闇がたり(第1巻) 闇の花道 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1455693/
20. 天切り松闇がたり(第2巻) 残侠 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1504138/
明治から大正、昭和と言う時代を背景にした盗人の話です。なんだか、色々なモノに恵まれ過ぎて、忘れてしまいがちな「本当に大切なモノ」を思い起こさせてくれる優しい内容の作品です。これまた、いいですよ・・・。
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21. 天切り松闇がたり(第3巻) 初湯千両 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/3582719/
22. 天切り松闇がたり(第4巻) 昭和侠盗伝 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/5526127/
シリーズの後半2冊。大正ロマンだけではなく、戦争に対して正面からぶつかっている作品です。カッコイイし、面白いし、勉強になります。
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23. 女の勲章(上巻) 山崎豊子
http://books.rakuten.co.jp/rb/3708651/
久々の山崎豊子です。いつものように関西(大阪)を舞台としたドロドロの人間ドラマ。この作品は服飾デザイナーです。味わいあっていいですね。また、色々と勉強になります。
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24. 女の勲章(下巻) 山崎豊子
http://books.rakuten.co.jp/rb/3708652/
それぞれの作品がそうなんですが、凄いラストですね。ドキドキします。とくにドロドロとした内容だったんで、畳み込むような展開に引き込まれてしまいました。
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25. 月のしずく 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/1177634/
優しく、切ない短編集です(似合わないが・・・)。心が疲れたときにお薦めです。あっ、男女の話ですよ(やっぱり似合わないが・・・)。
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26.  沙高樓綺譚 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/3675331/
現在、成功した人達の言えない過去を物語として短編にした作品です(もちろんフィクション)。結構クセがあるので、好き嫌いがはっきり分かれそうな作品です。個人的には「フツーの面白さ」でした。
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27. 憑神 浅田次郎
http://books.rakuten.co.jp/rb/4378113/
江戸末期から明治にかけての変遷の時代におけるひとりの侍の話です。あまりにも真っ直ぐすぎる生き方に、少しばかりイライラもしました。しかし、情報量や時代考証の面からも「浅田次郎って凄いなぁ」とあらためて感心させられる一冊です。多少、背景説明の部分が多く、もたつき感はありますが、しっかりと面白く読めた作品です。
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28. テンペスト(第一巻)春雷 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6588370/
29. テンペスト(第二巻)夏雲 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6654786/
なぜこの本を今まで読まなかったか。。。率直にそう思うほど、素晴らしい作品です。特に首里の人間(すいんちゅ)を自負する自分として「読んでいなかった」ことに恥ずかしさすら感じてしまいます。単行本上下巻2冊を文庫本4冊にして、9月から毎月1冊ずつ発売していて、現在3巻を読み終え、今月末の最終巻の発売を待っています。
同じ沖縄の人間が、沖縄をここまで見事に書き上げていることに感動しつつ、誇らしい気持ちにもなります。
ぜひぜひ、皆さんに読んで欲しい一冊(4冊?)です。来年(2月)の仲間由紀恵主演の舞台見に行きたいなぁ。。。。
http://www.kadokawa.co.jp/tempest/
本当は早く最新刊の「トロイメライ」を読みたいところですが(テンペスト読み終えてから・・・と)グッっと我慢しています。で、やっぱり我慢ができないので「風車祭」を注文してしまいました・・・・笑
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30. 白銀ジャック 東野圭吾
http://books.rakuten.co.jp/rb/6772086/
お約束の東野最新刊です。こちらは「いきなり文庫化!」なので、お得感いっぱいです。さすがに東野と思わせるタッチと展開で、サクサクと読み進められますが、個人的には・・・うーん、ちーと軽い感じがします。
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31. テンペスト(第三巻)秋雨 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6727485/
32. テンペスト(第四巻)冬虹 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6799882/
単純に「ありがとう」と思える作品です。この作品のおかげで、かつて琉球王朝であった、沖縄県のケンミンであることを自覚しました。そうなんです、我々ケンミンは日本とは異なる美しい文化を持っていたんです。さらに沖縄を好きになり、ケンミンであることに違った「誇り」を持つようになりました。
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33. 小説琉球処分(上) 大城立裕
http://books.rakuten.co.jp/rb/6648003/
34. 小説琉球処分(下) 大城立裕
http://books.rakuten.co.jp/rb/6648004/
テンペストの第四巻が届くまで・・と思い読み始めましたが、これも素晴らしい作品です。両方読むことで、同じ時代が描かれるテンペストのラスト部分が、さらに深く感じ入るものになると思います。
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35. トロイメライ 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6573251/
「テンペスト 外伝」と呼べないことはないが、同じ時代の那覇を舞台にした作品です。面白いのは、各短編にテンペストの主要登場人物がそれなりの役割で登場し、テンペストと同期するところ。テンペストを読んだ後だと、一層面白く読み進めることができる作品です。
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36. 風車祭(上) 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6222872/
37. 風車祭(下) 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6222873/
「テンペスト」「トロイメライ」で完全にハマってしまい、ほろんど思考停止の状態で、ポチってしまいました。(池上永一の)出身地である石垣の文化、伝承をベースとした作品で、中盤あたりに多少もたつき感はありますが、後半の畳み込みには勢いがあり、ラストの部分では思わず涙が・・・・。神々との向きあい方、その歴史、さらには「マブイとは何か?」を語りかけています。まぁ(私の出身である)首里、那覇とは異なる文化であったので、前2作品とは引き込まれかたは異なりますが、勉強になる作品でした。
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【読書(12月)】 やっぱり「池上ワールド」

久々の日記。忘年会が続いた去年末からさぼってました。でも、読書はそれなりに続けてましたが・・・・残念ながら目論見通りには進まず3冊止まり。しかし、全て池上永一作品(笑)。完全に池上ワールドの住人ですね。
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35. トロイメライ 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6573251/
「テンペスト 外伝」と呼べないことはないが、同じ時代の那覇を舞台にした作品です。面白いのは、各短編にテンペストの主要登場人物がそれなりの役割で登場し、テンペストと同期するところ。テンペストを読んだ後だと、一層面白く読み進めることができる作品です。
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36. 風車祭(上) 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6222872/
37. 風車祭(下) 池上永一
http://books.rakuten.co.jp/rb/6222873/
「テンペスト」「トロイメライ」で完全にハマってしまい、ほろんど思考停止の状態で、ポチってしまいました。(池上永一の)出身地である石垣の文化、伝承をベースとした作品で、中盤あたりに多少もたつき感はありますが、後半の畳み込みには勢いがあり、ラストの部分では思わず涙が・・・・。神々との向きあい方、その歴史、さらには「マブイとは何か?」を語りかけています。まぁ(私の出身である)首里、那覇とは異なる文化であったので、前2作品とは引き込まれかたは異なりますが、勉強になる作品でした。
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