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読んだ本に関する話題

【読書(2月)】今月も快調!

2月も1月のロケットスタート(7冊)に迫る6冊!まぁ、半分が池波正太郎で、残りが東野圭吾と浅田次郎と言う、偏りまくりなのもどーかと思いはするが・・・汗・・・まっ、好きな作家の気に入った作品=「てっぱん」を楽しむのもいいでしょう!

今年は早くも二桁の13冊。全16巻の剣客商売シリーズは、ブック○フで探しながら読み進めて、現在手元には11巻まで揃ってますので当分勢いは止まりそうにありません (笑)。そうそう、会社近くのツ○ヤには、中古本のコーナー(と言ってもフロア半分)があり、ブック○フと同じ金額で手に入れることができることを発見!両店舗のどちらかで求める作品を見つけることができちゃうので、楽○でポチることがなくなっていることは・・・内緒です・・・汗

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8. 麒麟の翼 東野圭吾 http://books.rakuten.co.jp/rb/6960256/

最近ご無沙汰な東野新刊(すでに新刊ではないが・・・)ですが、娘Bにせがまれてポチりました。面白かったらしく、あっと言う間に(4日くらい?)で読んだようです。まぁ、せっかくなので・・・と読んでみましたが、やっぱりテンポと展開の速さがイイですね。同じく数日で読み終えました。今度、時間見つけて麒麟像見に行ってみたいと思います。

そうそう、娘Bからは「(麒麟の翼の)映画見に行こう」と誘われてます・・・勝手に行けよな!(笑)

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9. 嘘をもうひとつだけ 東野圭吾 http://books.rakuten.co.jp/rb/1528321/

「麒麟の翼」で加賀恭一郎シリーズにハマってしまった娘Bからの次なるミッションは「シリーズを全部揃えろ!」でした。古い作品は以前に読んだものが多いので、新品購入するのもなんだかなぁ~・・・と言うことで、最近通っているブック○フへ!

「失業」「どちらかが彼女を殺した」と一緒にまとめてゲット!実は、全部読んだ作品なんですが、これまたせっかくなので、中でも好きなこの作品を読んでみました。

短編集ですが、加賀恭一郎の人間味が良く出ている作品で、まだ読んでいないファンの方は必読の一冊かと思います。

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10. 活動寫眞の女 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1558230/

手元に本が無くなったので、ふらりと立ち寄ったブック○フで何も考えずにゲット!

いいですねぇ。。。浅田次郎。まぁ(自分は)ビョーキなので、何でも面白く読めちゃうのかも知れませんが、この作品は他の作品とはちょっと違う「泣かせ」があります。猛スピードで社会が変わってしまう世の中において、変わってはいけない/変わらないものがあることを改めて気づくことができます。なんだか「ホッ」とすると同時に、古いモノ、コトに目を向けてみたくなる作品です。

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11.  新妻/剣客商売(6) 池波正太郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1503068/

12.  隠れ蓑/剣客商売(7) 池波正太郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1513531/

13.  狂乱/剣客商売(8) 池波正太郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1513532/

コメントありません・・・これは確かにビョーキです。絶賛進行中!

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【読書(1月)】ロケットスタートだ!

去年は目前にして達成できなかった「50冊」。今年こそは・・・と、読み始めたのは池波正太郎。またまた、知人のお薦めなんですが・・・これが見事にはまりました!そのせいもあって、1月は奇跡の7冊!2月も勢い止まる様子なく、楽しく読み進めてます。今年こそは目標達成!・・・の予感です(笑)

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1. 影武者徳川家康(中巻) 隆慶一郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/611307/

2. 影武者徳川家康(下巻) 隆慶一郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/611311/

これは去年末からの続きです。登場人物が皆、カッコイイです。何となく見逃していた、徳川と豊臣の関係を違った観点から見ることで、かなり新鮮に新しい歴史観を楽しむことができました。

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3. 鈍感力 渡辺淳一 http://books.rakuten.co.jp/rb/6420207/

話題になった作品ですが、今頃・・・なんです。何となく、自分のように不器用な人間にとって「勇気付けられる」一冊のように思いました。

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4.  剣客商売/剣客商売(1) 池波正太郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1484737/

5. 辻斬り/剣客商売(2)  池波正太郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/8939672/

6. 陽炎の男/剣客商売(3)  池波正太郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1493207/

7. 天魔/剣客商売(4)  池波正太郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1493208/

いやーーー、完全にハマリました。簡単ですよねぇ。。。自分でも呆れてしまいますが、面白いんです。短編それぞれの展開に味わいあって、登場人物が個性的でカッコ良くて・・・。あと、季節ごとの料理の話題がいいですねぇ・・・。全16巻(外伝などを入れると21巻)ですが、この勢いだと、3ヶ月くらいで読破できそうです。そのあとは「仕掛け人」「鬼平」・・・ヤバイです。

しかし、水戸黄門も終わってしまい、なかなk時代劇に触れることが少なくなったせいか、とても楽しく新鮮な気持ちで読み進められるように感じるのは・・・気のせい?

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【読書(2011年総括)】やっぱり残念でした・・・涙

うーーーん、46冊。やっぱり届かなかった「50冊」。まぁ、冊数を稼ぐための読書ではなく、楽しむためなので(仕方ないけど)ヨシとしよう!

総括してみると、以下の通りです。やはり浅田次郎はよく読みました。面白いからしょうがない!って感じです。

特に、中国三部作(蒼穹の昴、珍妃の井戸、中原の虹)に加えて、マンチュリアン・リポートを読んだ勢いで、北京まで(浅田次郎ガイドブック片手に)行ってしまった・・・と言うのは、最大のトピックですかね・・・汗。

また、毎年多くの作品、特に新刊を発売日に読み始めるほど好きだった東野圭吾が3作品。しかも全て再読!つまり1冊も新刊を読んでいないというのは我ながら驚きです。テレビで映画の宣言をやっている「麒麟の翼」をようやく昨日ポチりました。

また、年末に手にした隆慶一郎の作品にもこれからハマリそうな予感です。この勢いで歴史小説な年になるのかな。。。。?

と、言うことで、2012年も50冊目指して読書を楽しみたいと思います!

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○タイトル数:26(うち8作品が再読) *は再読した作品

1. 運命の人  山崎豊子
2. 珍妃の井戸 浅田次郎
3. 蒼穹の昴* 浅田次郎
4. 感情マネジメントがあなたのセールスを変える! 顧客の気持 ちを前向きに動かす営業の秘訣 横井真人
5. 中原の虹 浅田次郎
6. ビジネスマンの父より息子への30通の手紙改版 G.キングズリ・ウォ-ド/城山三郎
7. 鉄道員(ぽっぽや)* 浅田次郎
8. 壬生義士伝 浅田次郎
9. 唄う都は雨のち晴れ トロイメライ 池上永一
10. シェエラザード 浅田次郎
11. 日輪の遺産 浅田次郎
12. 二つの祖国 山崎豊子
13. 突破する力 猪瀬直樹
14. 八日目の蝉 角田光代
15. パラレルワールド・ラブストーリー* 東野圭吾
16. 人間失格 太宰治
17. 商売心得帖* 松下幸之助
18. 冷静と情熱のあいだ(Blu)* 辻仁成
19. 冷静と情熱のあいだ(Rosso)* 江國香織
20. マンチュリアン・リポート 浅田次郎
21. 罪と罰 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/江川卓
22.王妃の館 浅田次郎
23. 秘密* 東野圭吾
24. テンペスト* 池上永一
25. 眠りの森 東野圭吾
26. 影武者徳川家康 隆慶一郎

○ 作家数:14

1. 浅田次郎(9) 珍妃の井戸、蒼穹の昴*、中原の虹、 鉄道員(ぽっぽや)*、壬生義士伝、シェエラザード、日輪の遺産、マンチュリアン・リポート、王妃の館

2. 東野圭吾(3)  パラレルワールド・ラブストーリー*、秘密*、眠りの森*

3. 山崎豊子(2) 運命の人、 二つの祖国

4. 池上永一(2) 唄う都は雨のち晴れ トロイメライ、テンペスト*
5. 横井真人(1) 感情マネジメントがあなたのセールスを変える! 顧客の気持 ちを前向きに動かす営業の秘訣
6. G.キングズリ・ウォ-ド/城山三郎 ビジネスマンの父より息子への30通の手紙改版

7. 猪瀬直樹(1) 突破する力
8.角田光代(1) 八日目の蝉
9. 太宰治(1) 人間失格
10. 松下幸之助(1) 商売心得帖*
11. 辻仁成(1) 冷静と情熱のあいだ(Blu)*
12. 江國香織(1) 冷静と情熱のあいだ(Rosso)*
13. フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/江川卓(1) 罪と罰*
14. 隆慶一郎(1) 影武者徳川家康

○ 全作品(読んだ順)

1. 運命の人(1) 山崎豊子
2. 運命の人(2) 山崎豊子
3. 運命の人(3) 山崎豊子
4. 珍妃の井戸 浅田次郎
5. 蒼穹の昴(1) 浅田次郎
6. 蒼穹の昴(2) 浅田次郎
7. 運命の人(4) 山崎豊子
8. 蒼穹の昴(3) 浅田次郎
9. 蒼穹の昴(4) 浅田次郎
10. 感情マネジメントがあなたのセールスを変える! 顧客の気持 ちを前向きに動かす営業の秘訣 横井真人
11. 中原の虹(第一巻) 浅田次郎
12. 中原の虹(第二巻) 浅田次郎
13. 中原の虹(第三巻) 浅田次郎
14. 中原の虹(第四巻) 浅田次郎
15. ビジネスマンの父より息子への30通の手紙改版 G.キングズリ・ウォ-ド/城山三郎
16. 鉄道員(ぽっぽや) 浅田次郎
17. 壬生義士伝(上) 浅田次郎
18. 壬生義士伝(下) 浅田次郎
19. 唄う都は雨のち晴れ トロイメライ 池上永一
20. シェエラザード(上) 浅田次郎
21. シェエラザード(下) 浅田次郎
22. 日輪の遺産 浅田次郎
23. 二つの祖国 山崎豊子(第一巻)
24. 二つの祖国 山崎豊子(第二巻)
25. 二つの祖国 山崎豊子(第三巻)
26. 二つの祖国 山崎豊子(第四巻)
27. 突破する力 猪瀬直樹
28. 八日目の蝉 角田光代
29. パラレルワールド・ラブストーリー 東野圭吾
30. 人間失格 太宰治
31. 商売心得帖 松下幸之助
32. 冷静と情熱のあいだ(Blu) 辻仁成
33. 冷静と情熱のあいだ(Rosso) 江國香織
34. マンチュリアン・リポート 浅田次郎
35. 罪と罰(上) フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/江川卓
36. 罪と罰(中) フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/江川卓
37. 罪と罰(下) フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/江川卓
38.王妃の館(上) 浅田次郎
39.王妃の館(下) 浅田次郎
40. 秘密 東野圭吾
41. テンペスト 第一巻 春雷 池上永一
42. テンペスト 第二巻 夏雲 池上永一
43. テンペスト 第三巻 秋雨 池上永一
44. テンペスト 第四巻 冬虹 池上永一
45. 眠りの森 東野圭吾
46. 影武者徳川家康(上巻) 隆慶一郎

【読書(12月)】・・・残念・・・

12月は結局2冊止まり。最終的には46冊と言うことで、2011年も目標の50冊は達成できませんでした・・・悲しい・・・。まぁ、また気合?を入れなおして2012年も50冊を目指して読書を楽しみたいと思います。

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45. 眠りの森 東野圭吾 http://books.rakuten.co.jp/rb/526194/

「困ったときは東野頼み・・・」と言うことで、古い作品をブック○フで見つけて読んでみました。確かに面白くサクサク読めるのですが、やはりチトばかし軽い感じはありますね・・・

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46. 影武者徳川家康(上巻) 隆慶一郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/611303/

行きつけの居酒屋の「常連さん」に紹介してもらいました。「プリズンホテル(浅田次郎)」を薦めてくれた人だったので、あまり考えることなくポチりました。初めてのジャンルだったせいか、前半は結構ダルい感じで、正直多少後悔しました・・・・が、物語(歴史)が進むにつれ、どんどんとハマってしまいました。笑いのない、史実の著者独自観点による歴史小説ですので、歴史が好きな方は是非ハマってみてください。

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【読書(11月)】「テンペスト」で最終コーナーを回りました

さて、いよいよ12月。11月までに44冊で、目標の50冊まであと6冊。厳しいかな・・・いや、イケル!ってな訳で、微妙な状況です。

しかし、最近は読み返しが多くなってます。書店で色々と手に取ってパラパラと読んでみても「よしっ!」と思える作品や、作家に出会えません。そのせいか、名作と言われる作品や、以前に読んで面白かった作品についつい手がのびてしまいますです・・・汗

11月は「テンペスト」で最終コーナーを回ったので、この勢いで12月を駆け抜けて、目標達成を目指します・・・・ん?作品を楽しむのが目的じゃなかったか・・・?まぁ、この際どうでもいいが、面白い作品をより多く読みたいだけです・・・はい・・・汗

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40. 秘密 東野圭吾 http://books.rakuten.co.jp/rb/1339839/

読むのは2回目・・・もしかしら3回目かも知れない。10数年前に東野圭吾との出会いとなった作品です。二度の映画化で有名になっていますが、実は・・・ちゃんと映画を見たことがないのです(単に見そびれているだけですが・・・ね)。ラストのテディベアの秘密の印象が強かったのか、途中のストーリーは記憶に残っていませんでした。今回、数年ぶりに読み返してみて、なんとも切ない、初期の東野らしい作品だなぁ・・・と改めて感じました。展開に多少の無理はあるように思いますが、素晴らしい作品だと思います。

さて・・・ラストエンペラーと一緒にDVD借りて観てみるとするかな・・・まずは広末版ね。

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41. テンペスト 第一巻 春雷 池上永一 http://books.rakuten.co.jp/rb/6588370/

42. テンペスト 第二巻 夏雲 池上永一 http://books.rakuten.co.jp/rb/6654786/

43. テンペスト 第三巻 秋雨 池上永一 http://books.rakuten.co.jp/rb/6727485/

44. テンペスト 第四巻 冬虹 池上永一 http://books.rakuten.co.jp/rb/6799882/

ドラマ良かったですねぇ。。。エンターテイメント性が強かった舞台とは違い、原作にできるだけ忠実に作られていたこと、特に御内原が描かれていたことを嬉しく思いました(舞台は舞台の良さがありましたがね・・・汗)

こちらは「秘密」とは逆に、ラストが残っていませんでした(汗)。読み返してみると、かなり荒っぽい展開もありますが、スピード感ある勢いは素晴らしいですね。前回(去年の今くらいに)読んでから、首里城と周辺、識名園、いくつかの御獄を廻ったおかげもあり、今回はそれぞれの場面をイメージしながら読み進めることができました(あっ、年間パスポート更新せねば。。。だわ)。

来月(1月28日)には映画も公開されるし・・・楽しみです!(沖縄は1/14から先行上映!)

劇場版「テンペスト 3D」オフィシャルサイト

http://tempest-3d.jp/index.html

※ 予約特典の「勾玉」欲しい~

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【読書(10月)】少しずつゴールが見えてきたぞ

9月に続き、10月も快挙の5冊。これで通算39冊!いよいよカウントダウンだ!

11月、既に「秘密」で40冊の大台に乗せたので、これから二度目の「テンペスト」でペースを上げなくちゃ・・・です。さてさて、目標達成に向けて2ヶ月で11冊。。。ビミョー。。。汗

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35. 罪と罰(上) フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/江川卓 http://books.rakuten.co.jp/rb/1109379/

36. 罪と罰(中) フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/江川卓 http://books.rakuten.co.jp/rb/1118441/

37. 罪と罰(下) フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/江川卓 http://books.rakuten.co.jp/rb/1133883/

この作品も、実 はまだ読んでなかったんですね。。。(汗)。しかし、先に読んだ「人間失格(太宰治)」といい「或阿呆の一生(芥川竜之介)」といい、なんともコメントが付けられない世界観です。これらの作品って、触れる(読む)年齢や(読む人が)置かれている状況によって、受け止められ方に大きな違いがでるんだろうな・・・とおぼろげに感じます。ただ「惹きこまれる」って感じではなく、非常に重たいながら、心のどこかが読み進めさせてしまう・・・そんな感じの作品です。
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38.王妃の館(上) 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1361021/

39.王妃の館(下) 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1682383/

ブック○フで見つけて(何と)単行本を100円でゲットしたものです(上下巻なので100円×2冊=200円)。まっ、それは置いといて・・・。「お笑い」の要素が多く盛り込まれていて、例のごとくクセのある多くのチャラクターが登場します。思わず笑ってしまうので、電車では読めない作品のひとつですのでご注意ください。この作品を読んで、パリに行ってみたくなったことは秘密です(汗)。

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【読書(9月)】好調を維持!

9月は快挙の5冊。まぁ、多少ページ数が少ない本が多かったかもしれませんが、決して冊数を増やすための意図的なものではありません・・・・

これで、目標(50冊)まであと16冊。このペースで行けば達成可能。厳しいけれど、ダラダラの時間を読書に充てれば十分達成可能ですね。手元には、読みかけ(ほぼ読み終えそう)が1冊と、これからが2冊。「読書の秋」ですし、今月もなんとか5冊行けそうな感じ・・・かな?

しかし、最近は何だか新作に興味が向かわず、古い作品や以前に読んだ作品に思わず手が伸びてしまいます。なんと、今読んでいる作品の次は「罪と罰」。。。キターーーーッ。。。その前に「読んでなかったのか!?」とも言います (汗)。

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30. 人間失格 太宰治 http://books.rakuten.co.jp/rb/137366/

実は読んでなかったんですね、この作品。あまりにも有名なんで、何だか読んだ気になってました。しかし、内容は・・・コメントしづらいです。ただ、芥川龍之介の「或阿呆の一生」と同じ世界観を感じました。自分の中にも同じ「何か」があって、それを表現したのがこれらの作品なんだろう・・・と。
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31. 商売心得帖 松下幸之助 http://books.rakuten.co.jp/rb/1338974/

これも4年ほど前に読んだものを、改めて読み返してみました。自分のやっていること、歩いている方向に少しの疑問を感じたとき、自信を持たせてくれる、そして変わらない大切なことを教えてくれる一冊です。また、迷いそうになったとき、迷ったときに読んでみたいと思います。
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32. 冷静と情熱のあいだ(Blu) 辻仁成 http://books.rakuten.co.jp/rb/1375717/
33. 冷静と情熱のあいだ(Rosso) 江國香織 http://books.rakuten.co.jp/rb/1375710/

感想は先に書きましたので、ここでは省略しますが、この作品には順序がありますので、初めて場合には「Rosso(女性)」から読んでください。しかし、本当に似合わないなぁ・・・。
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34. マンチュリアン・リポート 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/6703017/

「中原の虹」に続く作品として昨年発刊されたことは知っていたが、さすがに単行本(1,500円)はねぇ・・・と言うことで文庫化を待っていた作品です。たまたまフラッと入った古本屋で800円で売られているのを見つけて、その他2冊(浅田次郎×2)と一緒に購入しました。
しかし、これも素晴らしい作品で、「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」と言う三部作の締めくくりとも言える内容となっています。小説の背景となった当時の歴史を知っている人であれば、これだけでも十分に楽しめると思いますが、三部作の登場人物が重要な役割を担って登場しますので、あわせて読むとさらに楽しめる作品だと思います。
・・・蛇足ではありますが、とうとう我慢できずに紫禁城を観にいくことにしました・・・ビョーキです(汗)
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冷静と情熱のあいだ

ひとつのラブ・ストーリーを、江国香織が女性の立場(心情・視点)=「Rosso(ロッソ)」、辻仁成が男性=「Blu(ブリュ)」を描いた作品です。まぁ、構成はともかくとして、恋愛小説であることは間違いないので、はっきり言って「似合わない」と自覚しています・・・いいじゃないですか、好きなんですから・・・。

この作品との出会いは、ちょうど10年前。ハリーポッターやら東野圭吾やら、読書を楽しめるようになった、ちょうどその頃で、知人に紹介されて気軽に読み始めたのはいいが、すっかりハマってしまい、(不覚にも)涙してしまったと言うものです。さらに、その勢いは止まらず、映画化の情報とともに発売されたエンヤのCDを買って車で聴き、(当たり前のように)映画を見に行ったほど・・・(はっきり言って映画は残念感満載でした)。

今回は、たまたま入った会社近くのTSUTAYAの書架でBluを見つけてしまい、何かを考える間もなくご購入!さらに、勢い良く数日で読み終えそうになったので、慌ててRossoを入手した次第。たしか、RossoかBlu、どちかかが先と言う「読む順序」があったことは覚えていたけど、現実にはBluしか書架に並んでいなかったので、あまり気にせずに読み始めた・・・です。

しかし、人間の記憶と言うか、自分の感性と言うか・・・いい加減なもので、あれほど感動したはずの作品なのに、筋書き程度にしか内容を覚えておらず、結構「新鮮」な気持ちで読むことができたのは事実 (汗)。「へー、こんなシーンあったんだ」・・・と言う感じです。

そんなこんなで、Bluを先に読みながらも、以前に読んだRossoの内容が部分的に記憶に残っていたので、あまり違和感無かったんですが・・・(後から読んだ)Rossoのラストで驚きました・・最後のページをめくった時、「なんで(あとがき)なんだ!?」「ページ抜けてない?」・・・確かこの後のシーンは・・・あれ?(とBluの最後の数ページをもう一度読んで)「Bluの方が(時間的に)後じゃん!なにごとぉ~?」・・・実は記憶に残っていたラスト(シーン)は、映画のソレだったようです。

この作品は、RossoをBluが追いかける構成になっていて、ラブ・ストーリーもBluで終わっているのです・・・と言うことは・・・Rossoを先に読まないといかんのです・・・。そして、Bluの続きが映画・・・なんです。前回は(薦めてくれた知人のアドバイスで)きちんとRossoから読んだはずなのに、今回は何も考えずにBluから読んでしまったのでした・・・(汗)。まぁ、仕方ないんですがね・・・ちなみに、映画でのBluの続き・・・「蛇足」だったように記憶しています・・・これまたDVD借りてみようかしら・・・。

10年前にこの作品を読んだ時と今、色々なモノ、コトが変わっているけれど、小説の活字の並びは同じ。でも、当時と今では、受け取り方が違っていて「懐かしい」と言うより「新しい」と表現したほうが良いかも知れません。当時は、等身大の自分を作品に重ねて読んだと言う記憶があり、半ば強引に自身を主人公に仕立て、作品の中で歓びや痛みを共有しようとしていたはずです。今回は、10年前の作品を読む10年前の自身を回顧しながら、作品が伝えたかった(であろう)メッセージを冷静に感じ取ることができたように思えます。少し、オトナになったんですかね?また、数年後に読むときには、違った自分が違った受け取り方をしているんでしょうね(笑)。

同じ曲でも、その時の気分で違って聴こえたりするし、絵とか映画も、そして小説も、そう。絶対値が無いというのが「芸術」と言うもので、優れた「芸術」ほど、後々に残されていくもんなんだろうなぁ・・・そして、大好きなこの作品も残って欲しいものだと、まだまだ暑い初秋の週末にボンヤリと考えるおやぢなのでした・・・。

そうそう・・・10年前には、あまりイメージできませんでしたが、本作品の主人公の女性(あおい)を女優の小雪でイメージしつつ読んだことは・・・内緒です(笑)。

【読書(8月)】暑さに負けず快調です

やったね!8月は5冊!予定では6月のはずだった、折り返し点(25冊)を1ヶ月チョイ遅れて無事通過しました。残り4ヶ月で21冊を読み終えるには、月平均で5冊。厳しいかな?イケルかな?微妙な状況となってきましたが、まだまだ十分に達成可能なトコにいるので、今月も楽しみながら読み進めま~す。

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25. 二つの祖国 山崎豊子(第三巻)  http://books.rakuten.co.jp/rb/6181952/

26. 二つの祖国 山崎豊子(第四巻)  http://books.rakuten.co.jp/rb/6181953/

東京裁判の模様が映像として頭の中に映し出されるほどに、細かく描写されています。東京裁判とは何を目的として、何を裁いたのか?この歳になって、本当に勉強不足であった自身を恥じるばかりです。勝った側が正義であり、全ての行為は正当化されても良いのか?そして「勝つ」「敗れる」とは何だろう?改めて考えさせる作品です。また、壮絶なラストは、幾つかの山崎豊子作品に共有しており、なんとも「やるせない」気持ちが強く残ります。
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27. 突破する力 猪瀬直樹 http://books.rakuten.co.jp/rb/6970395/

今までこの分野の本は「お前(著者)に言われたかねーよ」と思うことが多かったので、あまり読んでこなかったが・・・この一冊はお薦めです。と言うか、猪瀬直樹のメッセージが、それこそ「琴線に触れた」と言う感じです。「閉塞状態」は自分で作り出したもので、実際には何も誰も阻害したり、囲っていたりはしない・・・そうなんです。何だか、先輩にきっちりと説教された気にさせてくれる作品です。

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28. 八日目の蝉 角田光代 http://books.rakuten.co.jp/rb/6963773/

この四月に映画化された作品で、井上真央の写真が入った特製カバーに惹かれて読んでしまいました。あまり内容を知らずに読んだのですが・・・男性、さらにオッサンにとっては分かり辛い内容です。前半はドキュメンタリー仕立てで、ドキドキしながらページをめくり読み進めたたのですが、後半からはわかるようなわからないような流れになり、そのままラストへ・・・でした。「母」「娘」と言う立場で読むと違ったコメントになるかと思います。

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29. パラレルワールド・ラブストーリー 東野圭吾 http://books.rakuten.co.jp/rb/956496/

2005年に一度読んだ作品を引っ張り出してきました。東野圭吾は好きな作家で、去年までは新刊が出る毎に読んでいましたが、ここ1年程は新作ご無沙汰です。ナンだろうなぁ・・・直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」の前後から、ガツンと響く作品に出合えてないように思え、食傷気味な状態です。そこで、好きな作品のひとつを読み直してみた次第です。

1995年の作品なので、展開とかも完成度の高い「今」とは違い、多少乱暴な感もありますが、ドキドキしながら読み進めることができる「勢い」があるように感じます。個人的には、東野ワールドに引き込んでくれた、この頃の作品を気に入っています。最近(と言っても3~4年前)の作品をもう一度読んでから、直近の作品を読んでみたいと思います。

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【読書(7月)】戦争について考えてしまいます

今月も快調に4冊。しかも、先月からの「シェエラザード」に続き、時代を同じくする第二次大戦を歴史舞台とした作品ばかり・・・です。1ヶ月遅れながら、どうにか目標への折り返し点に到達できました(正確には現在読んでいる1冊を含めての話)。このままのペースで行けば、今年こそは50冊読了できるかもしれない・・・・そんな期待が出てきた、暑い7月でした(笑)

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21. シェエラザード(下) 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1512468/

「戦争」と言う異常な状況は、どの立場に対しても「悲しみ」しか生み出さない。。。そう、強く感じました。時間を超えて、この物語の舞台であり、主人公である「弥勒丸」の内外で生み出された「悲劇」の数々は「戦争」と言う行為がいかに「不毛」であるかを訴えています。「戦争」=「悪」と言う単純な評価ではなく「戦争」と言う「事実」に向かい合い、自分なりの評価と価値観を創りたいと思わせてくれた作品です。
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22. 日輪の遺産 浅田次郎 http://books.rakuten.co.jp/rb/1145232/

「シェエラザード」に続く歴史小説です。戦争末期の日本を舞台にした作品で、特に8月15日と言う歴史的な日を、独自の観点から取り上げています。この作品は、日本軍だけではなく、米軍(特にマッカーサー)も登場し、日米それぞれの観点から「隠された財宝」を描いていて、その展開にドキドキさせられながも「戦争が作った悲劇」に「悲しみ」と同時に、向かうところのない「怒り」を感じてしまいました。8月27日から上映される映画も見てみたいと思います。

http://www.nichirin-movie.jp/

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23. 二つの祖国 山崎豊子(第一巻) http://books.rakuten.co.jp/rb/6181950/

24. 二つの祖国 山崎豊子(第二巻) http://books.rakuten.co.jp/rb/6181951/

あまりにも重そうだったので手が出せていなかった作品です。「シェエラザード」「日輪の遺産」の勢いで読み始めました。。。面白い!とても失礼な評価かも知れませんが、今まで接したことのなかった米国視点は新鮮で、ある意味衝撃的です。二世の持つ「日本人の心」と「米国人の立場」と言う微妙なバランスが「戦争」により崩されている様を描いた作品で、両国それぞれからの差別行為には「怒り」を感じてしまいます。マッカーサーを含め、先に読んだ「中原の虹(浅田次郎)」「不毛地帯(山崎豊子)」そして「日輪の遺産」に登場した歴史上の人物が多く出てくるので、より立体感を持って楽しむことができるのも、この作品の楽しみの一つです。

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