これまた久しぶりに奥田英朗、「家日和」読了!
家の中を舞台にしたちょっとした出来事を、夫婦それぞれの心の動きとともにユーモアたっぷりに表現した短編集です。誰かを非難したり、バカにしたりする事なく、ゆっくりと時間が流れ、読み終えた後に優しい気持ちになれます。
男女、両方の立場で描かれていますので、多くの人が楽しめる作品だと思います。ちなみに本作を第一作とした家族小説シリーズが三作ありますので、引き続き第二作を楽しんでみます。
これまた久しぶりに奥田英朗、「家日和」読了!
家の中を舞台にしたちょっとした出来事を、夫婦それぞれの心の動きとともにユーモアたっぷりに表現した短編集です。誰かを非難したり、バカにしたりする事なく、ゆっくりと時間が流れ、読み終えた後に優しい気持ちになれます。
男女、両方の立場で描かれていますので、多くの人が楽しめる作品だと思います。ちなみに本作を第一作とした家族小説シリーズが三作ありますので、引き続き第二作を楽しんでみます。
先週読んだ「マスカレード・ホテル」の続編?シリーズ?外伝?の「マスカレード・イブ」、これまた文庫本で読了!
タイトルの通り、「マスカレード・ホテル」の事件が起こる前が舞台で、主人公の刑事とフロントクラークの二人が関わるエピソード(四編)です。
東野作品らしいテンポ感、意外な展開の連続で楽しめる一冊だと思います。。。が、作品の位置付けにはチトばかり無理があるように感じます。刑事、フロントクラーク、それぞれを描いた方が良いのでは?。。。あくまでも個人的な感想です。
さて、明日あたりには久しぶりの奥田英朗の作品が届きます。こちらも楽しみです。
久しぶりの東野圭吾、「マスカレード・ホテル」再読了!
2013年に読んだはずだけど記録が残ってない!まぁ、本棚にあったし、部分的には記憶しているので間違いなく一度読んでいますね(汗)
さすが。。。と唸ってしまう、見事な展開です。サクサクとページを捲ってしまい、気がつけば1日で読み終えてしまいました。爽やかで、スッキリとした読み応え感です。ただ、浅田次郎をシリーズで読んだ後なんで、(人間ドラマとして)多少の物足りなさを感じてしまうのは、仕方ないかもしれないですが、東野圭吾らしい素晴らしい作品だと思います。
今回、この作品を手にしたのは、昨日「マスカレード・イブ」をポチったからなのでして。。。そう、続篇というか、シリーズなので予習せんと。。。です。
さて、しっかりと予習できたので、宅配便の到着を楽しみに待つとします!
# 先月のイベントなのだが・・・まぁ、記録することに意義がある!と言うことで、今更ながらの投稿です (^^;)
「夏がくーれば思い出すぅー、はるかな尾瀬ぇー、とおーい空ぁー♪(夏の思い出)」で唄われている、尾瀬へ日帰りドライブで初ハイキング!
まぁ、いつもながらのことではあるが「初」であるにも関わらず気軽に考えていると、誘ってくれた義姉より「結構歩くのでシューズはそれなりのものを用意したほうが良いよ」とアドバイスを受ける。そう言えば、数年前に高尾山へ普通にスニーカー(正確にはバッシュ)で行った際に、足元が滑って結構苦労したことを思い出す。そりゃそーだ!と、会社帰りにアウトドア用品店やシューズショップを回ってみた。
・・・あのーー、凄く高いんですけど・・・別に富士山登るわけじゃないんですが・・・アウトレット価格で2万円ってのはどーゆーこと!
・・・ってなわけで、ネットで手ごろなものを見つけてポチっ!
あとは、それなりの服装とリュックを準備して当日を待つだけ!
出発は日曜日の01:30。自宅まで迎えに来てくれた義姉夫妻の車で深夜の高速を北上して尾瀬へ向かう。ちなみに到着予定時刻は04:30頃とな・・・。
途中、SAで休憩したりしながらどうにか予定通り、尾瀬の入り口へ到着。駐車場に車を停め、乗り合いバスで尾瀬の入り口である鳩待峠へ向かうのだが、04時過ぎだと言うのに、駐車場にはたくさんの車!どうやら、前夜に到着した車中泊の方らしい。ハイキングの前にひと眠りと言うことですな。。。それ、アリかも!助手席で座っていただけなんだけど、ちょっとばかり疲れてますから・・・。
ともあれ、05:00の鳩待峠への連絡道の開門時のバスに乗れたので、ほぼ一番乗り状態。さて、いよいよハイキング、スタート!。
ちなみに、今回は初心者用のコースで、5時間程度の行程とな・・・。前半は結構キツイ下り坂、どうやら同じコースを往復らしいので、帰りは逆に登り坂・・・だよね・・・(-_-;)
尾瀬では、外来種の持ち込みを防ぐため、入り口で靴の底についた土等を落としたあと、ほとんどの行程は専用の遊歩道を歩き、直接地面に足を着けることはない。遊歩道は往復それぞれに人ひとり分の幅程度しかないので、グループと言っても一列での行進。途中に何か所か休憩用のスペースはあるものの、遊歩道上で立ち止まって写真撮ったり、おしゃべりしていると、後続の方々の迷惑になってしまうため、歩き続け、と言った感じです。
例年だと6月上旬には水芭蕉が見頃のようだが、今年は5月に終わってしまったとのこと。これは少し残念。まぁ、自然には文句言えないので、咲き残りで満足します!
しかし、本当に綺麗なところで、日本の原風景と言うのかな、素晴らしい!色々と写真撮ってみたけれど、上手く伝えられるものがないのが残念。カメラ(iPhone)なのか、ウデ(自分)のせいなのかは定かではないが(汗)、記録できない分はしっかりと記憶に残した(つもり)なのでした。
そうそう、熊も結構見かけるとのことで、鈴をつけたハイカーも多くいました。また、多く見かける場所には鐘が設置されていて、熊に対して「人間入りまーす!」と合図をしました。共存ですからね(笑)。
結局、何度かの休憩や弁当タイムを含めて6時間弱で約3万歩(20Km強)のハイキング。結構疲れたけど、素晴らしい経験です。そうそう、ポチったトレッキングシューズですが、しっかりと良い仕事してくれました。おかげで、足へのダメージは全くありませんでした。次回は富士山か!?
帰りは少し寄り道して義姉夫妻おすすめの「吹割の滝」へ。雨が少なく水量不足とのことだけど、十分満足です。
途中の道の駅で温泉に浸かり、少しばかり休憩した後、一路江戸へ。まぁ、帰りも助手席でしたが・・・眠気との闘いでした(汗)。結局、自宅に戻りついた(送ってもらった)のは18時過ぎ。日帰りとは言いながら、かなりの強行軍なのでした。誘ってくれたうえに、全行程の運転を担当してくれた義姉夫妻に心より感謝です。
いやー、日本は美しい!と大満足なおぢさんなのでした ヽ(^o^)丿
浅田次郎新選組三部作の最終作「一刀斎夢録(上下巻)」、文庫本で読了!
「一刀斎」は新選組の「斎藤一」を逆に呼んだものです。大正の時代まで生き残った「一刀斎」が戊辰の役以降、維新の動乱を自身の懐古譚として語っています。
「壬生義士伝」「輪違屋糸里」と、それぞれ違った視点から新選組の活動を通して、幕末から明治にいたる動乱の時代を描いていますが、一貫して「武士とは?」と言うテーマを追いかけているように感じます。また、本作でも会津の合戦や西南の役などの事実も多く語られているので、歴史の勉強にもなりますね(汗)
三部作の中では最も重く、前二作で描かれた京都時代や函館の合戦を前提とした内容なので、先に読んでから手にする事をお勧めします。こちらは泣ける、と言うより、考えさせられます。
維新や戦争など、まだ100年程度前の近世の出来事でありながら、全く分かっていないんだなと、読書を通して気付く事が多くあります。改めて、自国の歴史についての不勉強を恥じるとともに、さらに学んでみたいと思うおぢさんなのでした。
さてさて、手元に未読の本が無くなったので、仕入れに行かねば。。。です。
「輪違屋糸里」上下巻。久しぶりの文庫本で読了!
iPhone(Kindle)から文庫本に持ち替えたのですが、やっぱり文庫本がしっくりします。まぁ、結局のところジジィなんでしょうね(笑)。ちなみにKindle版には「中古」がないので、吉川英治などの古い作品以外は、普通の価格とあまり変わらないと言う経済的な理由もありますがね。。。(汗)
この作品は「壬生義士伝」に続く浅田次郎の新選組三部作の二作目です。芹沢鴨暗殺事件を、新選組隊士たちと関わった女性の視点で描いています。史実をベースとしていますので、作品に登場する「輪違屋」「角屋」は現存しており、さらに「輪違屋」は現在も営業を続けているようです。
男女の観点だけではなく、「武士か百姓か?」と言う新選組が抱える根本的な問題(?)にも深く突っ込んだ内容になっており、違った観点で当時を楽しむことができる作品です。新選組を描いた一作目の「壬生義士伝」から読むことをお薦めしますが、続編ではないので本作からでも十分楽しめると思います。
クライマックスでは、さすが「平成の泣かせ屋」の面目躍如!思わず目頭が熱くなりました。新選組がテーマながら、主人公の糸里があまりにカッコ良すぎます。機会あれば「輪違屋」をはじめとする新選組の足跡を追いかけてみたいものです。
さて、この勢いで三部作の三作目の世界へ行ってきます。
先に読んだ三国志に続き、またもやKindleアプリでの読了!
全6巻合本版なので、ページをめくっているうちに一気の読了。三国志より軽くてサクサクと読み進められる作品ですね。
ただ、本作品は未完のため、区切りよく終わってはいますが、そしてどうなったんだ?感はあります。まぁ、こちらは意図的ではないでしょうが、1Q84な感じす。我慢できなくなったら、北方謙三版を読んでみようかと。。。汗
吉川英治作品はKindleストアで無料、もしくはバカ安で入手できるので、しばらくは歴史散歩を楽しんでみます。ちなみに、次は日本に舞台を移して忠臣蔵の世界です。
iPhone6S Plusでkindle版「三国志」読了!
# 7~8年前に文庫版を読んだことがあるから、正確には「再読了」かな?
1月上旬に読み始めたので、約4ヶ月かけて全12巻を読破!まぁ、最後の3巻は10連休中に一気に読み終えたのですが。。。。ね (汗) しかし、やっぱり読み応えある内容です。前回は中国の歴史も殆ど知らない状態だったので、読み終えた(文庫版は全8巻)と言う達成感が大きかったのですが、今回は二度目と言うこともあり、さらには時代は違えど浅田次郎に導かれて北京まで行った経験もあるので、かなり楽しめました。
また、この作品には、劉備玄徳、諸葛孔明、曹操、関羽、張飛など、様々な個性豊かな英傑たちが登場しますが、読んでいる最中に「自分は誰だろう・・・?」と思うこと多々。これもこの作品を読むうえでの楽しみの一つなのかも知れません。さてさて、誰なんでしょうね?(笑)
ちなみに、iPhone6S Plusでの読書は、大きい画面でいつでも読めると言う手軽さはありますが、ベッドで読んでいると・・・重い!です。手軽さと重たさ、どっちを取るかはもう1シリーズ読んで見てから判断するとします。
年度末のバタバタも落ち着き、新年度がスタートしたばかりのこの時期、休暇を取って去年の山形に続き、二年連続して自分自身への「お疲れさま」温泉旅行。
出勤ラッシュが終わった頃合いに新宿を出発し、今回の目的地である箱根湯本を目指す。缶ビール片手に車窓の景色を楽しんでいると、現実がズンズンと遠ざかって(遠ざけて?)いくのがいいですねーーー(笑)。
今回は駅から徒歩15分程入った渓谷沿いの静かな温泉宿。近くにめぼしい観光地もないことから、初日は特に観光もせず、さっさと宿にチェックインして温泉をたっぷり楽しみ、心身をしっかりと癒したのでした。
翌日は駅までのバスを待つ時間で宿のお隣(徒歩1~2分)にある「玉簾の瀧」「飛烟の瀧」へ。無料で観ることができるが、ホテルの敷地内なので(10時頃だと言うのに)宿泊客が浴衣姿で写真を撮っていて、撮影スポットが占領されていたのには閉口。。。
上が「玉簾の瀧」、下が「飛烟の瀧」。「玉簾の滝」の滝上には、縁結びのご利益があるという「玉簾神社」があり、子供たちの良縁を祈念したのでした。ついこの間までは「学業成就」だのと言っていたのに、早いものですねぇ(汗)
箱根湯本からは箱根登山鉄道で桜がギリギリ見頃だと言う強羅公園を目指す。ちなみに、箱根湯本と強羅間の運賃は片道400円なので、往復だと800円。さらに強羅公園の入園料が550円で合計1,300円となる。しかーし、箱根登山鉄道の一日乗車券(トコトコきっぷ)だと、箱根登山鉄道乗り放題+強羅公園の入園料無料に加え、箱根登山ケーブルカーも乗り放題で1,540円!なので、あまり目的はないがせっかくなので強羅からケーブルカーに乗り換えて、終点の早雲山を経由して強羅公園へ向かってみた(汗)。
強羅公園ではソメイヨシノはかなり散っていたけど、八重桜が見頃。また、芍薬(しゃくやく)も見事な花を咲かせていました。大満足です。
そうそう、ランチは4月に開店したばかりだと言うサンドイッチ屋さん。公園のメイン(なのかな?)の噴水横で桜の花吹雪を眺めながら美味しく頂きました。実は、帰りの電車の吊るし広告を見て驚いたのは、4月開店ではなく、本日開店だったとのこと。あれれ・・・そんな情報、お店のどこにもなかったぞい!先着何名とかでプレゼントとかなかったのかな?と相変わらずセコイおやぢなのでした・・・汗
帰りの電車に少し時間があったので、乗り放題の箱根登山鉄道を宮ノ下で下車して散策。レトロモダンなセピウやア通りを歩いてみたが・・・いたって普通でした。ただ、富士屋ホテルには魅かれました。「千と千尋の神隠し」の「油屋」そのものです。手前に赤い橋もあり、アニメを見た人なら必ずインスパイアされるはずです。ちなみに、同じく写真を撮っていた女子大生(らしき人)も、「ゆばーばが出てきそう」と笑って話していました。
帰りの電車では、遊び疲れて爆睡!目が覚めるとそこは現実の新宿。さらに週末の帰宅ラッシュ時刻。重ねて、山手線が遅れていたこともあり、いきなりギュウギュウ詰めの現実に引き戻されたのでありました(涙)。まぁ、しゃーないですね。
さぁ、これでこれから1年頑張れる気になったので、週明けから一所懸命頑張るとしよう!
・・・来年はどこに行こうか・・・・と、ユルユルと考えながら1年を過ごすとしましょ!