東京雑感(対人距離)

江戸で思ふこと・・・「何でお前そんな近くにいるんだよ!(怒)」

特に電車。通勤時の満員電車とは違い、普通に満席(座れない)場合、仕方ないので降りやすいドアの近くに立つことが多くある。すると後から乗ってきた人が、すぐそばに立ったりする。それも肩が触れそうなくらい近くに。別に立ってる人も少ないのだから、離れれば良いものを・・・です。それも女性だったりすることも多々・・・勘違いするじゃない(汗)

きっと、彼(彼女)らは私と同じく利便性だけを考えて立つ場所を選んでいて、他人との距離なんて気にしていないのだろう。うん、合理的だ!

隣の座席が空いている時に、やたら体格の良い(デブを含む)人が座ってくる。後から座った人は肩が入りきらず斜めにしたりしなくてはならない。これも結構な密着だけど、気にする様子はない。そういう私も朝夕は空いていると無理やりに座ってしまう。一人前の都会人だ!

安い居酒屋なんかでは、隣の客と肩が触れてしまうくらいの座席設定。本当に「詰め込まれている」って感じ。カウンターもギッシリ。でも皆さん気にしないのよね・・・。まぁ最近は私も・・・安く飲めれば「そんなの関係なぁ~い」ってか。。。汗

特別な状態であるときを除き(笑)人とは適当な距離を保っていたい私としては、この距離感、密着状態はかなりのストレス。なので、最近は利便性を犠牲にしてでも空いた場所を、居酒屋も人気の場所を外して少しでも広いとこを探すようにしている(高いところはゆったりだけど財布がゆったりできない)。

wikiでは西出和彦の対人距離の定義として

排他域 – 50 cm 以下。絶対的に他人を入れたくない範囲で、会話などはこんなに近づいては行わない。

と説明しているが、都会では排他域が無いように思う。

自分が便利/快適に過ごすために、他人との距離が地方と比べ短くなっているのだろう。まぁ近ければ悪くて、遠ければ良いと言う話でもないが・・・。本当に自己中(心)ってことなんでしょうね。

沖縄でも福岡でも感じなかったことだけど、東京(特に都心)では日々感じてしまいます。まぁ、それなりに馴染んできたとは言え、いつまでも自分だけのエリア=排他域を持ち続けたいと思う、田舎者の私でした。

チャン、チャン♪

【読書(10月)】

今月は2冊!やば~っ!

なんだか面白そう(読んでみたくなる)作品や作家が少なくなってきた気がする。

そろそろ原点に戻って「名作」と言う分野に入ってみようかしら・・・・

今月は3冊が鞄に入っていて、2冊が読みかけ・・・と言う状態です。さて・・・目標の40冊は達成できるのかしら・・・かなりやばい感じがしてきました。

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25. 重力ピエロ 伊坂幸太郎 485p

http://item.rakuten.co.jp/book/4072332/

9月に読んだ「終末のフール」で気になり、この作品を読んでみました・・・ちょっと好みとは違ったかな?と言う感じです。

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26. 作家たちが読んだ芥川龍之介 芥川龍之介 /別冊宝島編集部  377p

http://item.rakuten.co.jp/book/6028350/

ここへ来てしまいました・・・汗。やっぱり凄いですね、芥川さん。

どの作品がどうのと言うコメントではなく、よくまぁこれだけのバリエーションの作品を書けたなぁと感心です。遺作となった「或阿呆の一生」は、迫ってくるものがあり、読み終えた後に何とも言えない重たい感じが残りました。

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東京暮らし雑感

半年が過ぎ、春から夏、そして秋・・・と3つ目の季節がやってきた。

どうにか生活にも慣れてきて、ある程度自分のやりたい事もできるようになってきたし、行きたいところにも行けるようになってきた。そのせいか、飲んだ帰りの電車で寝込んでしまう事も度々・・・途中乗り換え駅で駅員に起こされたこと(乗り換え駅がその電車の終点だった)、気がついたら見知らぬ駅のホームだったこと(急行を2つ乗り過ごした)もある。幸い、タクシーで帰るなどと言う最悪の事態には至っていないが、これから先は気をつけないといけないですねぇ~汗

娘と共用の自転車(26インチ)も購入したので、小型のケースに3本ほどのゴルフクラブを入れて近く(自転車で10分弱)の練習場にも行けるようになった。お得な1時間の打ちっ放しは結構疲れるが・・・汗

近所(徒歩5分程度)の焼き鳥屋に一人で行ってみた。カウンターで日本酒と焼き鳥ってのは自分的にはお洒落!ただ、ちょっとお高めな店なので、頻繁には行けないですがね・・・(有名芸能人が来店したときの写真が飾っていた)

仕事でも割とアチコチに出没している。訪問先をホームで調べれば、どうにか迷わずに行けるようになった。地下鉄を乗り継げば、大抵のところに行けることが判りました。

待ち合わせも「○○駅の△口で」でOK。これは当然か・・・・汗

ただ、毎日の出勤電車の椅子取り合戦には慣れない。同じ駅で乗り換える人たちは、乗り換えをスムーズ(反対側のホームに先に付けるよう)ドアの前に陣取る。これが、えげつない(言い切ってしまう!)。途中の駅につくと、一旦下車して、待っていた人たちを先に乗せ、自分は最後にドア前に乗る。このときに皆同じように考えているものだから、ドアが閉まる間際に数人が駆け込むことになる。こりゃ、いかんだろう・・・・押される方は迷惑じゃ!黙って乗ってりゃいいだろう!・・・って言いたくもなる。

乗り換え駅は、向かいのホームまで本当に走っている。小走りではない!おひおひ、たかだか数メートルじゃん!でも皆走っている。抜かれるのもシャクなんで、仕方なく最近は小走りの私でした(あれ、皆と一緒じゃん!)。でも、皆さんは結構走ってスッと人の前に入り込む(並び終わっていないので割り込みにはならない)んだけど、そんなことはしない!ちゃんと真っ直ぐに小走りしていますヨ(汗)

まぁ、なんだかんだと言いながら、ここ(東京)での生活に馴染まないといけないので、なんとなく理解できなかったり、矛盾を感じつつも、いろんな事に順応すべく日々頑張っております。ただ、我慢するんではなく(できる限り)楽しみながら・・・ですけどね・・・笑

映画

自宅から徒歩15分くらいのところにある、ショッピングセンター内の映画館へ行ってきた。実の話、独りで映画館に入るのは初めて。ちょっぴりドキドキ(汗)。

お目当ては今日から上映される「沈まぬ太陽」。今年読んだ山崎豊子の作品で、最近の日航経営問題とも内容がダブっていることから、ひそかに楽しみにしていた。

映画館は(沖縄の)パレット久茂地と同じくらいの規模のショッピングセンター(デパート?)にある、ちょうどシネマパレットと同じくらいの小さなもの(100席ちょいかな?)。そのせいか、メンバー特典があり、3,000円で登録すると1年間有効の無料券(3枚)とメンバーカード提示でいつでも1,000円で鑑賞できるというもの。普通に払うと1,800円なんで、これは登録するでしょう、普通。

と言うことで、ちょっと早めだけど色々手続きあるだろうからと、センター開店の10時過ぎに映画館に到着すると、すでに5~6名の待ち(正しくはチケット購入中)の客が・・・あれれ・・・人気あるんじゃん!とにかく並んで無事メンバー登録とチケットゲットできたのでありました。

最終的には1/3~1/4くらいの入りだったけど、目だったのは高齢観客ばかりと言うこと・・・汗。おそらくは私が最も若いんでないかい?と思えるような状況。山崎豊子作品に興味があるのが高齢者なのか、渡辺謙目当てのおばちゃんか・・・。まぁ、おじさんも結構いたので、前者かな?と勝手に想像していました。ちなみに私は鈴木京香目当てです(笑)

作品は、十分満足できる仕上がり。ただ、原作読んでいないと単に恩地vs行天のドラマに見えちゃいますね。本来は、NAL(国民航空)の問題が浮き彫りになってゆく話なんですがね・・・。この作品は数年前の企画時にも、色々と横槍が入って実現しなかったようだし、そもそも山崎豊子が作品を連載していた週刊誌を機内に置かなかったと言うエピソードにもあるように、背景には大人の事情があるんでしょう・・・。

そんなそんな事を思いながら鑑賞したのだけど、10分間のインターミッション付の4時間弱の大作は退屈させることなく、感動を残して終わったのでありました。大満足!興味のある方は是非足を運んでみてください。

そうそう、同じく山崎豊子原作のテレビドラマ「不毛地帯」も楽しみの一つ。過去2回の放映(木曜日)もきちんと見ました。しかし、来年3月まで毎週木曜にテレビ目当てにスケジュール調整を行うのも不可能なんで、とうとう録画用のハードディスクレコーダを購入。これで来週から見逃すことを心配することなく、木曜日を過ごすことができる・・・汗。ちなみに、こちらは小雪目当てです(笑)

大人の遠足

10月!まぁ会社的には「上半期が終わった」ことになる。4月からの東京暮らしも落ち着いてきたし、とにかく頑張った自分にも「ご褒美」として、会社の仲間と「大人の遠足」に行ってきた。

10月2日(金)

上半期の締めが終わった21時にビルの前にバス横付け!総勢11名(おっさんばかり)で遠足に出発。ちなみに21時を待ちきれなかった私は、近くの行き着けの居酒屋で1時間ばかり飲んでいたのでありました・・・(汗)

バスの中にjはビール、焼酎、日本酒が用意され、適当なつまみ(乾き物ばかり)で宴会が行われる。目的地は茨城のゴルフ場。約2時間程度のバス宴会で盛り上がったのでありました。

フライングした私は、途中から記憶が飛んでしまい、気がつけばホテルのベッドの上・・・・ここは何処?と言う感じ。なんでも、出発早々に寝込んでしまったらしい。30分程度だったとか・・・。目的地に着いたときに声をかけてもらったようだが、その時には元気よく歩いていたとのこと。で、部屋に入った途端、ベッドで大の字になって寝た・・・ようです。まったく覚えておりません。

私が熟睡中に、残りの10名はホテルのカラオケルームに陣取り延々と飲み続けていたらしいです。参加できなかったのはちっと残念・・・でも反省はしておりません(汗)

10月3日(土)

朝からゴルフ。何せゴルフ場のホテル宿泊だったので、移動もなく楽チン。皆さんが二日酔いで頭を抱えている中、かなりスッキリモードでありました。

しっかり朝ごはんも食べて(下手くそながら)ゴルフを楽しんだのありました。もちろん、ランチにもアルコールはありましたです。

ゴルフを終えて、風呂入って、普通なら食事や表彰式をやるんだけど、そこは「大人の遠足」なので、バスに乗り込み宴会が始まる。往路と同じく酒とつまみが持ち込まれ、ワイワイしながら車中での表彰式で盛り上がったのでした。

新宿についたのは19時ごろ。そこから帰る・・・わけがなく、電車の方向を同じくするメンバー(と言っても一人だが・・・)と最寄駅前の「つぼ八」で延長戦。ここも記憶残っておらず、手元にはボトルカードと割引券。どうやらちゃんと飲んだのね・・・・(汗)

そこからは徒歩で帰宅したはずだけど、ほとんで記憶は残っておらず、気がつけば部屋の布団でした。

本日、体調はもちろん最悪でしたが、思いっきり遊んだ(飲んだ?)ことは大満足。これからの下半期も頑張れそうな気がしますです。

と言うわけで、飲みっぱなしの「大人の遠足」を楽しんだのありました。

そうそう、次回は年末企画と言うことで、ゴルフスコアが最低だった私は幹事を仰せつかりました。大変だけど、どんなことやって楽しもうかと、ちょっと楽しみにしています。

【読書(9月)】

今月も5冊!やったね(笑)。順調に新たな目標に向かって読み進めています。
あと3ヶ月で15冊。毎月5冊ペースを守らねば・・・。あれ?義務になっている?いやいや、あくまでも趣味の目標です。楽しみながら目標達成だ!

そうそう、今月は「沈まぬ太陽」「不毛地帯」と映像化された山崎豊子作品を見るという楽しみもあるぞ!

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20. 官僚たちの夏 城山三郎 352p
http://item.rakuten.co.jp/book/1526002/

TVドラマを見て気になったので読んでみました。面白いですね~。
ドラマ化されると原作を超えられないケースが多い中において、見事に映像化されていたように思えます。
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21. 総会屋錦織 城山三郎 432p
http://item.rakuten.co.jp/book/136326/

先の「官僚・・・」で気に入ったので、続けて読んでみました。やっぱり面白い!こちらは短編集だけど、一つ一つの物語に「重み」があっていいですね~。これからも城山三郎読み続けてみますです(笑)
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22. 終末のフール 伊坂幸太郎 382p
http://item.rakuten.co.jp/book/6072808/

こちらは以前から気になっていた作品だったので「とりあえず読んでみるか・・・」と軽い気持ちでページをめくってみました。なかなか面白かったです。全体に軽いタッチでさまざまな人間ドラマが描かれています。ハラハラドキドキ・・・と言う展開モノではないので、本当「気軽に」と言う感じでお薦めします。
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23. 春情蛸の足 田辺聖子 351p
http://item.rakuten.co.jp/book/6091708/

「料理(美味しいモノ)と女性が大好き(汗)」と言うことで薦められて読んでみました。これは面白い!お薦めの通りです。付け加えると「料理と女性が好きなオバカな男性」の短編作品話です。心当たりの方、必読の一冊ですね(笑)
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24. 新参者 東野圭吾 348p
http://item.rakuten.co.jp/book/6163047/

東野最新刊。確かに面白かったんだけど、1,600円を払ってまで読みかなぁ~?と言う内容でした。加賀恭一郎ファンへお薦めします。
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【読書(8月)】目標上方修正 40冊だ!

今月はまったくの山崎豊子月間でした(と、言うより不毛地帯の読破月間)。
本日、すでに20冊目を読み始めましたので、どうにか目標の30冊はクリアできそうな気がしてきた。よーーし、頑張って40冊を目指すぞ!

9月に出版される東野圭吾の最新作は既に予約しました。楽しみだぁ~

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16. 不毛地帯(第2巻) 山崎豊子 590p
http://item.rakuten.co.jp/book/6007346/

17. 不毛地帯(第3巻) 山崎豊子 634p
http://item.rakuten.co.jp/book/6007347/

18. 不毛地帯(第4巻) 山崎豊子 557p
http://item.rakuten.co.jp/book/6007348/

19. 不毛地帯(第5巻) 山崎豊子 592p
http://item.rakuten.co.jp/book/6007349/

素晴らしい作品だと思います。40年前(シベリア抑留時代はもちろんもっと前)が舞台の作品とは思えないほど、今の時代に合っています。また、商社の戦略や考え方は下手なビジネス本より勉強になります。結構なボリュームですが、お薦めの作品です。
個人的には、白い巨塔、華麗なる一族と同格の傑作だと思います。
※決してドラマされるので読んだわけではありません・・・汗

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出張

東京異動後はあまり出張がなく、自宅と会社の往復が主体の生活。

元来がじっとしていられない性格なんで、2ヶ月も東京から離れない生活と言うのは、辛い・・・

と言うことで、7月に入って出張しております。

札幌:人生二回目の札幌(と言うより北海道!)。営業所が大通公園沿いなので、打ち合わせ後に30分の散歩を兼ねて、テレビ塔→時計台と歩いて回ってきました。7月上旬だったけど、思ったよりは蒸し暑く感じました。

200907081629000

夜は、すすき野の炉辺→居酒屋と色気ではなく、食い気を満足させてきました。旨かったぁ!

倉敷:こちらも人生二回目。倉敷駅でお客様と待ち合わせて(意図的に)2時間程早くついたので一人で、駅前の美観地区(http://www.city.kurashiki.okayama.jp/dd.aspx?menuid=5300)を1時間程度かけて散歩してきた。

2009/ 7/16 13:13

大原美術館、アイビースクエアはもちろん外観だけ楽しんだ。同じような出張ついでと思われるスーツ姿は何組か出会ったが、オヤジ一人で重そうな鞄提げたのは自分だけだったと思う。思いっきり怪しい・・・・。

200907161232000

そうそう、ビクター犬がずらりと並んだお店は、アイビースクエア近くで見かけた「なんじゃこりゃ!?」です。帰ってググってみると↓
http://www.sanyo-do.com/
なんですね。いやー、何も知らずに見つけてしまうと、笑ってしまいました。

一応、どちらも出張ですので、お待ちがえなく!できれば札幌も倉敷も仕事じゃなくてゆっくり行きたいものだ・・・・

まぶやー

最近ハマっています!「琉神マブヤー(http://www.mabuyer.com/index.html)」

・・・と、言うことで8月12日に発売されたDVDを当日にゲットォーーーー!

200908231850000

200908231850000

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今までは、弟が子供用にTV放映を録画したものをダビングして楽しんでいたのだが、何話か抜けていて、内容的に???な部分があった。このDVDのおかげで全話完結!しかもTVでは放映されなかったシーンも数多く含まれているので、大満足。予約特典のポスターは、さすがに持ってきませんでしたが・・・・汗

で、さらに調子に乗って「クーバー」のストラップもゲット!マブヤーにするか、ハブデービルにするかと3つを交互に見比べながら、数分まよった挙句の選択。しかし、いい大人(ただしくは「おっさん」のやることじゃないよなーーー)。

秋には続編があるとか・・・これは誰かに頼んで録画しといてもらわねば!

【読書(7月)】

7月はちょっとペースダウンか・・・それでも3冊。このペースなら目標達成可能か??? 

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13. 女系家族(下巻)  山崎豊子 456p 
http://item.rakuten.co.jp/book/1443275/

いいですね、山崎豊子。特にこの作品はドロドロな感じが最高です。 
政治や権力争いではなく、遺産相続をめぐる姉妹の争いです。ほんと、人間ドラマですねぇ。 

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14. 朗読者 ベルンハルト・シュリンク /松永美穂 258p 
http://item.rakuten.co.jp/book/1560884/

ごめんなさい。映画の宣伝につられて読みました。う~ん、テーマが微妙だよなぁ。ほんとに内容知らずに読んだので、結構困ってしまいました。 

↓映画 
http://www.aiyomu.com/
※映画は見ていませんです 

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15. 不毛地帯(第一巻) 山崎豊子 638p 
http://item.rakuten.co.jp/book/6007345/

さらに来ました山崎豊子。これまた激しいです。敗戦後のシベリア駐留から商社での闘い。濃いですね。これまたハマっています。今年は山崎豊子全作品読破しようかしら?(笑) 
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おぢさんの自由気ままなユルユル日記