「歪笑小説」二度目の読了!
本屋に行こうと思いながら、グズグズしていたら先の「64」を読み終えてしまい、本棚から「つなぎ」としてページを開きました。2013年7月以来です。
作家(小説家)と編集者を描いた短編集ですが、登場人物が限られているので、エピソード集と言う感じです。小説家の悲しい性であったり、編集者の苦労話など、著者(東野圭吾)本人の体験談ではなかろうかと思ってしまいます。また、お寒い懐具合やなど、地味に笑えるネタが散りばめられた作品で、その何とも大笑いできずに笑えるところが「歪笑」なんでしょうね。
かるーく本を読んでみたい方へお薦めです。ただし、東野圭吾作品を手にしたことが無い方には難しいかも知れませんね。
最近は、浅田次郎、山崎豊子、池波正太郎に偏り、時折東野圭吾と言う読書パターンなので、ちょっと新しい作家と出会いたいなと、昨日本屋で物色してみました。で、見つけた一冊が鞄に入ってますので、これから新しい世界へ飛び込んでみます!