【読書】「千里眼 クラシックシリーズ」松岡圭祐

1月に読み始めた「千里眼 クラシックシリーズ」読了!・・・と言うより、全12タイトル(16冊)を3ヶ月半かけて読破!です。

  

  1. 千里眼 完全版
  2. 千里眼 ミドリの猿 完全版
  3. 千里眼 運命の暗示 完全版
  4. 千里眼の復讐 [完全新作]
  5. 千里眼の瞳 完全版
  6. 千里眼 マジシャンの少女 完全版
  7. 千里眼の死角 完全版
  8. ヘーメラーの千里眼 完全版 上・下
  9. 千里眼 トランス・オブ・ウォー 完全版 上・下
  10. 千里眼とニュアージュ 完全版 上・下
  11. 千里眼 ブラッドタイプ 完全版
  12. 千里眼 背徳のシンデレラ 完全版 上・下

昨年末に気軽に読み始めた「催眠」で足を踏み入れてしまった「千里眼」の世界は、元自衛官の主人公(岬美由紀)の活躍ぶりに多少?かなり?やりすぎ感もありますが、臨床心理士としての心理戦にはすっかり惹き込まれてしまいました。

発生する事件が実在する場所や団体など、事実の上に設定されているため、フィクションとは分かりつつも、現実味をもって飛び込んできます。ただ、発生する事件の規模が大きすぎる(国家消滅、戦争勃発)ことで、現実離れな感となり、それがちょうど良いバランスとなっている気もします。

本シリーズの「2. ミドリの猿」、「3. 運命の暗示」は連続した内容ですが、それ以外は独立したエピソードです。ただし、登場する人物や団体は共通しており、過去のエピソードが引用されたりしますので、順に読む必要があります。特に「12. 背徳のシンデレラ」は、シリーズの締めくくりとなる作品で、さまざまな謎が解き明かされる内容ですので、決して先に読まないように(笑)。

全て作品でヒロインの超人的な活躍により難事件が解決されますが、事件の内容や背景が異なっているため、長編シリーズながら飽きることなく読み進めることができました。

「万能鑑定士Qの事件簿」に続き、「千里眼」と松岡シリーズを読破したぞ!・・・と思ったら、「千里眼 The Start」からなる続編の新シリーズ(10タイトル/14冊)が存在していることを知り、驚愕!?しています(汗)。

まっ、新シリーズはまたの機会にしておきましょう。。。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です