昨年最後に読了した「カウンセラー」に続いて松岡圭祐作品「千里眼」を完全版で読了!
本作品は12タイトル(全16冊)で構成されるシリーズで9冊が手もとにあるので、ブック◯フ通いしながら暖かくなる頃まで楽しめそうです(笑)
ちなみに「完全版」は、すでに小学館から発刊した同タイトルの作品を大幅に手を入れて、角川文庫から別シリーズとして刊行したものです。さすがに両方。。。ではなく、新シリーズを選択しました。
臨床心理士が主人公で、「催眠」「カウンセラー」と同じく、「心」の動きを切り口に事件に向かい合います。たしか「カウンセラー」には、本シリーズの主人公がチラと登場したりします。
軽快なタッチと後半に向かってのドラマチックな展開に引き込まれ、出勤時に駅を間違えて降りてしまったりも。。。ただ、後半はあまりにスケールが広がり過ぎた感もあり、現実感と言う観点からは???でした。例えるなら「ミッションインポシブル」「007」シリーズ並みの展開でした(汗)
さてさて、少しばかりやり過ぎ感はありますが、面白い事に間違いありませんので、しばらくは「千里眼」の世界を楽しみます。