「狐火の家(貴志祐介)」読了!
ドラマ「鍵のかかった部屋」の原作シリーズの第二作です。第一作の「硝子のハンマー」が長編であったのに対してこちらは、四つの短編なので、サクサクと読めました。
それぞれの短編は独立して成り立っているのですが、所々で(地味に)繋がっているので、まるで連続ドラマのような味付けになっています。また、タッチも軽くなっていて(やっぱり地味に)笑える部分も多くあります。
ただ、トリックについては。。。前作同様、個人的にはマニアック過ぎて、あまり現実感がなく、解決してもスッキリとはしません。「ふぅーん」って感じです。
まぁ、これが作者のカラーなんだと思いますので、ミステリー好きでも評価が分かれるかもですね。
。。。と、いうわけで、好きかどうかよく分からないので、これからシリーズ第三作「鍵のかかった部屋」です(笑)