テレビでは紅葉のニュースが流れ始めたので、(強引に)休暇を取って金~土曜日で群馬県の伊香保温泉へ行ってみた。
「日ごろの行い」のなせる業か、当日は生憎の小雨模様(涙)。さらに現地は濃い霧に覆われており、景色は一面が「白」な世界(涙×2)。それでも、切れ目から覗く山は「まだまだ」ながら、緑の下地に赤や黄色が散りばめられた「秋」の装い。「いいねぇーーー」思わず笑顔で唸ってしまう(喜)。
ここ(伊香保温泉)は歴史ある石段が有名とのことで、実際にその両側や脇道にはお土産品店やさまざまな店舗が連なっている。ただ、平日(金曜日)の昼ごろに到着したせいか観光客はまばらで、休んでいる(閉めている)店舗もチラホラ。。。。あらら・・・・。まぁ、おかげでのんびりと石段街や周囲を歩き回ることができたんで良かったと言えば良かったんだけど・・・ね(汗)
宿は石段から少し入ったところで、観光にはすごく便利。まぁ、かなり古びてはいるが、食事を含めて特に不満はないと言うレベル。ちなみに、周囲には似たような古い温泉宿が立ち並び、射的場や場末感満載のスナックとかが隣接している。うーん、見事な「ざ・温泉街」ですな(喜)。
しかし、ここの温泉は素晴らしい!鉄分が多く、薄い茶褐色の「黄金の湯」で、ちょっとぬるめが心地よい。硫黄の匂いはせず、飲んでみると、やっぱり「錆(鉄)」なお味 (黙)。個人的には泉質と言うより、温度(ぬるめ)が気に入り、投宿中は四度入浴 (笑)。
さらに、翌日のチェックアウト後にも荷物を宿に預け、石段から5分程度離れた源泉に隣接する露天風呂へ。ここは良い!450円の入湯料で、「熱め」「ぬるめ」を森の中で楽しめる。生憎、もみじは緑色だったけど、それはそれで森林気分が味わえて気持ち良かった。きっと春夏秋冬、それぞれの季節で違った味わいがあるに違いない・・・桜も雪も紅葉もよさげだなぁ・・・。
温泉帰りには、(昼真っから)渓谷を眺めながら、鮎の塩焼きと地酒を楽しんでみた。これまた最高です!
石段の周辺には、今やどこにでも必ずあるはずの「コンビニ」はなく、ビールやつまみの買出しは石段沿いの酒屋。泊まった宿だけかも知れないけど、酒類の自動販売機すら設置していないという徹底ぶりには驚き!また、石段街ではお土産品店だけではなく、民芸品や雑貨、菓子店など、それぞれの店舗の役割が異なっているので、飽きずにウインドショッピングを楽しめる。もちろん、無料の足湯もあるし、あちこちに公衆トイレが設置されているのも嬉しい。ちなみに、土曜日は前日と違って、朝から多くの観光客で賑わう石段街をみて、ちょっとホッとし、「また来るぞー」と大満足のおぢさんなのでした。
今回はトップシーズンを地味に外したので、お安く遊べたけど、これからの本格的な紅葉と温泉シーズンに向けて、次なる格安プランを探さねば。。。。。です (笑)