テンペストの世界~斎場御獄~

聞得大君が納め、最も神聖な場所とされていた「斎場御獄(せーふぁーうたき)」に足を運んでみた。

【沖縄県南城市のホームページ】
http://www.city.nanjo.okinawa.jp/2/1812.html

本島南東部に位置する「斎場御獄」は、首里から車でおよそ30分程度。王朝時代には、ここを歩いて通ったと思うと、聞得大君はじめとするノロの苦労は大変なものだったんだろう・・・と勝手に想像してしまう。
観光地として整備されたので、入場料(大人:200円、子供:100円)を払えば、誰でも入ることができるのだが、当時(王朝時代)には男子禁制の場だったので、拝むどろこか立ち入りさえできなっかったんですねぇ。。。

全体に高い草木が覆って薄暗く、なんとなくヒンヤリと感じる。なんとも厳かな気持ちになります。

幾つかの神聖な場所があるなかで、三庫理(サングーイ)は特に有名。実際に行ってみると、その大きさに圧倒される。また、拝所(ウガンジョ)からは見事なまでに久高島を見ることができることに感動。ここから見ると、春分(秋分)の日には、久高島(真東の方向)から太陽が昇ってくるという、誰かが計って作ったような場所。ほんと、凄い。。。。

テンペストの世界を追いかけて、首里を飛び出しての第一歩。これからも御獄、グスクを訪ねて回ってみようと思う。読む→知る→見る→感じる。。。もっともっと、多くを見て感じたいと強く思うのでありました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です