近眼は「歳をとると良くなる(見えるようになる)」とか「老眼にならない」と言うが、個人的経験からすると「正しくはない」。ある年齢のある日を境に、突然近くが見えづらくなった。どうやらこれが「老眼」と言うものらしい。メガネをかけて新聞を読んでいたら小さい字が見えづらく感じ、思わずのけぞるようにしたことを覚えている。
メガネだと「よいしょっ」と言って、メガネを外すなり上にずらすなどして対応することができるが、平日はコンタクト派のため、近くを見るごとに外すというわけにも行かず、日常生活において結構不便を感じていた。
その後、コンタクトを何度か作ったのだが、近眼の度数に合わせると腕時計の時間が見えなくて困ってしまったり、弱いと遠くが見えない・・・と言う状況であった。さらには、仕事中にPCのモニターが見えづらくなった。これはイカン!そこで仕方なく「シニアグラス≒老眼鏡」を使うことにした。
ド近眼+老眼の場合には、レンズの上半分と下半分の度数を変えるとのこと。つまり、手元(弱度)と遠く(強度)を見る場合のそれぞれの焦点にあわせて度数をセットするとのこと。出来上がったメガネは昔のように、レンズの真ん中あたりに境目・・は一切確認できないほどの仕上がり具合。素晴らしい!世の中も良く見えるし、本も読める!
と言うことで、しばらくはメガネの生活をしていたのだが、やはりメガネはメガネ。どうしても夜は見え辛いし、第一分厚いことに変わりはない。
・・・とは言いながら、仕方ないことだと諦めていたところ、たまたま見た土曜日の新聞チラシに「遠近両用コンタクト無料お試し」などと言う魅力的な文字を発見。さっそく、配給元の近所のメガネ屋は出かけてみた。
ここでは、普通に隣接する眼科を紹介され、診察を受ける。10分程度の検査と診察を行い、2Wタイプの使い捨てタイプを装着してみる。
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http://acuvue.jnj.co.jp/product/bifocal/index_f.htm
なんと、素晴らしいではないか!メガネでは味わうことができなかった、ハッキリ、クッキリ感!(これは近眼の人にしかわからないだろう。。。)遠くも近くもはっきり見える。実は、メガネより近眼の度数を上げたので、遠くもハッキリ見えるんです。それでも手元も見えるというのは「幸せ」そのものです。
数日着用の結果、満足度に変わりがない(問題点ナシ)のを確認し、近所での価格調査の結果、ネットで約1年分を購入したのでありました。おかげで今は、新聞読むときも「のけぞったり」「持つ手を遠くに差し出したり」することもなく、自然な体勢です。もちろん、パソコンの画面もはっきり見えますよ。
いやーーー、技術の進歩って凄いですね。また、価格の下落のスピードも。たしか、2年前に調べたときは3~4万円/片目だったように覚えています。
と言うわけで、見た目は*じぇんじぇん*老眼ではなくなったのでありました(笑)